砂糖とあんずだけで出来るあんずジャムの作り方

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梅雨に入ってあんずの収穫の季節です。

庭に梅やあんずの木があるご家庭も多いのではないでしょうか。

 

うちにも大きなあんずの木があり、今年は豊作なようです。

いつもは梅と一緒に梅酒、あんず酒。

アルコールなしの梅ジュース、あんずジュースを作っています。

 

今年はこれらを作ってもまだまだ実がなっており、捨ててしまうのはもったいない。

放置すれば地面で腐り大惨事になる。

なのでいい感じに熟したやつ、熟して落ちたあんずを使ってジャムを作ってみました。

砂糖があればできますので参考にしてください!

 

熟したあんず

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この時期限定でスーパーに完熟あんずが売っています。

これを使ってジャムを作ればほぼ失敗なく出来ると思います。

 

家で完熟あんずを取るにはどうすればいいか。

真っ黄色になるまで待つというのが一番わかりやすいです。

ただ鳥に取られたりするので完熟まで待てるかどうか・・・

 

こういったときには完熟手前、黄色いあんずをとってしばらく常温で放置。

追熟させます。

 

拾うというてもあります。

完熟して落ちたあんずを拾います。

ジャムを作るときには痛んでいるところを切り捨てれば大丈夫。

あと、アリがいないかみてください。

 

このようにいい感じのあんずを集めましょう。

 

下処理

あんずジャムの場合、基本的には皮を向かなくて結構です。

表面を硬めのスポンジなどで磨いておきます。

 

そして半分にしてタネとヘタを取ります。

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タネが取りやすいかどうかは熟し方によって変わります。

完熟だと手で簡単に取ることができます。

スプーンを使って取ると比較的早く作業できます。

 

全てのあんずの下処理が終わったら砂糖を入れます。

 

砂糖はあんずの重さの40%〜60%の砂糖を入れます。

あんず100gあたり40g〜60gです。

 

あんずによっては酸っぱいので甘いジャムを作るなら初めから多めに入れましょう。

砂糖の量は後々も調整可能です。

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なるべく砂糖を全体に行き渡らせましょう。

 

この状態で3時間程度放置します。

 

煮込む

さて、2、3時間くらいになるとあんずから水分が出てきます。

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この鍋に水を入れてませんよ!

全てあんずから出た水分です。

 

この状態から火にかけていきます。

最初は中火。

 

沸騰してきたら弱火にしてアクを取っていきます。

結構アクが出るので頑張ってください。

ちゃんと取らないとえぐみの原因になります。

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弱火で2時間ほど煮込むとこんな感じに。

焦げないように定期的に混ぜてください。

また砂糖の塊なので吹きこぼれると悲劇です。

 

味見して酸っぱいようなら砂糖を追加。

といっても熱いうちのジャムは酸っぱく感じます。

冷めてくると酸味が引いたりします。

 

保存方法

ジャムはきちんと保存できれば1年ほど持ちます。

そのためにやらなくてはいけないのが殺菌、脱気。

要は歯と一緒です。

 

神経抜いた歯と一緒!細菌を入れないように密閉するんです。

 

まずはジャムを入れる瓶を煮沸消毒。

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蓋もしっかり入れましょう。

 

沸騰したところに20分ほど入れれば大丈夫です。

その後水気を切ってジャムを入れます。

 

ジャムはアツアツなものを。

これを瓶9割くらい入れて蓋をします。

 

そうするとジャムの熱で瓶の内圧が高まります。

1分ほどしたら一瞬、一瞬蓋を緩めて再度締めます。

これで脱気の完了です。

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あんずジャムはいい感じの酸味で爽やかなジャム。

夏にはぴったりです。

 

パンだけでなく、杏仁豆腐にかけてもいい。

シフォンケーキやスポンジケーキとの相性も抜群です。

大量に作ってしまってもしっかり殺菌、脱気ができて入れば日持ちします。

ぜひお試しください!