過眠と不眠。うつ病の睡眠時間と回復の兆しについて

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私は過去に不眠症、不眠恐怖症から重度のうつ病になりました。

 

今では健やかでバセドウ病の治療中ではありますがメンタルはヨーソロー。

筋トレ大好きすぎて脳筋ゴリラと家族から言われてます・・・

 

さて今回は自分の経験からうつ病の睡眠時間について書こうと思います。

不眠と過眠

これでうつ病の現在の状況や回復中なのかなんとなくわかります。

 

 

 

過眠と不眠。うつ病の睡眠時間と回復の兆しについて

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不眠はうつ病の入り口

そんな言葉を聞いたことはありませんか?

 

私は不眠になった時ググっていてこの文字を見ました。

最初は不眠症、たかが不眠症でうつ病になるわけがないと思っていました。

 

しかし不眠症になると人によりますがどんどん転げ落ちていき、メンタルがやられてきます。

うつ病までいかなくてもメンタルはダメージを受けます。

 

不眠症になったらすぐにでも病院へ行くべきと思います。

確かに精神科は抵抗があるかもしれません。

 

その場合は不眠症専門医や内科などクリニックで診てくれる心療内科がおすすめです。

 

不眠から不眠恐怖、そしてうつ病へ

最初のきっかけは

 

あれ?なんか今日寝れないな

これから始まりました。

 

ベッドの中に2時間くらい寝れないと耐えてしまって気がついたら朝。

その日は睡眠不足もあり、普通に就寝ができました。

しばらく普通に寝れていたのですがまた1ヶ月ほどして寝付きが悪い日がありました。

 

この時、頭の中にはこの前寝れなかった悶々とした2時間が思い浮かびます。

そしてよくわからないままドキドキしてしまい寝れなくなりました。

 

翌日からはこの不安が常に付き纏い、今夜は寝れるだろうか・・・

と毎日毎日夕方以降に精神的にきつい日々でした。

これがさらに悪化して夜になるのが怖くなり、日中もそのことばかり考えてしまい日常生活が送れなくなりました。

 

よくわからない知識で不眠対策していました。

 

・カフェインは絶対に取らない

 

・寝る前に何か食べると寝つきが悪くなる

からの食べる=寝れなくなるという普通ではない思考になり2週間で-8kg。

 

・朝日を浴びなければならない

4時くらいに起床し、公園に行き、日が昇るのを眺めていました。

 

・絶対に昼寝はしない

早起きして、寝つきが悪くて睡眠時間はかなり短いです。

が、夜寝れるためには絶対昼寝はダメ

と決めてフラフラでした。

 

このように何かに拘ったり、藁にもすがる思いのように実践していたので流石に精神がおかしいと思い精神科に行きました。

そこでやはりというかうつ病の診断をされました。

 

うつ病治療開始

精神安定剤と睡眠薬を処方してもらいました。

最初は薬が効いているという実感はなくひたすら毎日不安で吐きそうな日々でした。

寝つきはなんとなくよくなったというかいつの間にか寝てたと言った感じです。

 

布団に入るのが抵抗がありました。

布団に入ってまた2時間以上悶々とするのが怖かったからです。

睡眠薬を飲んで布団に入らずソファーに転がっていました。

そしたらいつの間にか寝てたりしてました。

 

2週間くらい経った頃、なんとなく不安が減ったような気がしました。

就寝前はやっぱり怖いですが前ほどではなく、寝るということがポジティブなイメージになり朝くらいはコーヒーを飲むようになりました。

 

うつ病が快方に向かうと過眠になる

日中の精神が割と良くなり日常生活を送れるようになりました。

向精神薬を飲み始めて2週間くらいです。

 

一般的にも薬が効くのが飲み始めて2週間くらいだそうです。

 

夜、寝ることに恐怖を少し感じます。

が、不眠の時のように何かに取り憑かれたように早起きして朝日を浴びなければと言った行動は無くなりました。

その代わり、朝起きれなくなったり、日中眠すぎたり

 

もう起きてられないくらい眠い日が続きます。

これもうつ病が回復し始めると現れる症状だそうです。

 

うつ病が回復し始めたら眠くなると考えてもいいらしい。

その後数年かけて治療が続きました。

 

うつ病、不眠症の時の睡眠時間

まず不眠、不眠恐怖症の時の睡眠時間

0時〜4時

4時間

 

うつ病診断時

23時〜4時

 

うつ病回復初期

23時〜7時

 

うつ病回復中期

22時〜10時

12時間

+昼寝2時間

 

うつ病回復後期

23時〜6時

7時間

日によって昼寝を30分程度

 

 

不眠症になると就寝時間を早めようとする

不眠症の時にやってしまったのが寝る時間を早めて睡眠時間を確保しようとする行為。

 

6時に起きなければならないとして睡眠時間6時間確保したい。

しかし昨日は布団の中で2時間も寝れなかった。

では2時間早く布団に入ろう。

 

これは絶対やってはダメです!

 

0時に寝れないのに22時に寝れるわけはないですよね。

これをするとトータル4時間布団で寝付けない時間を作ってしまい余計に悪化します。

 

なので不眠症になってしまったら遅寝、夜更かしが正解です。

日中眠気もありますがそこは多少我慢が必要です。

 

 

実体験でよくわかりましたが不眠は鬱の入り口。

間違いないです。

早めの治療が必要で軽度ならすぐ治ります。

重度の場合、何年・・・最悪一生ものになるので怖いです。