残念なことに、コロナウィルスは日本でも流行する可能性が見えてきました。
ただ、コロナウィルスは現時点で流行っているわけではなく、日本国内で発症した人数は74名(ダイアモンドプリンセスを除く)
まだそんなもの、と言えばそんなものです。
この後、飛躍的に感染が広まればどうなるかわからない。
そこが新型感染症の怖いところです。
予想が難しいのです。
今回は筋トレでこれら感染症が防げるのかということについて書こうと思います。
ジムも人が集まるスポットです。
筋トレを続けてもいいのか、ジムに通い続けてもいいのかなど不安に思っている方も多いでしょう。
少しでも助けになれば幸いです。
【インフル・コロナ】筋トレは風邪や感染症予防に効果はあるのか
筋トレには風邪や感染症予防になる部分があります。
逆に風邪や感染症にかかりやすい部分もあります。
なので筋トレをすれば風邪引くのを予防できるというわけではないのです。
パターンによって風邪をひきやすくなる場合、多少免疫が上がる場合があります。
一概に風邪予防に筋トレがオススメ!と言えないのが結論です。
ではどのような場合、予防に効果的か。
逆に風邪をひきやすくなるのはどういった場合か。
風邪予防となる筋トレ
筋トレをすると風邪予防になる理由。
それは体温を上昇させるので免疫力が上がるということです。
体温が1度上がると血中の白血球が活性化。
通常よりも5〜6倍も上がると言われています。
逆に1度下がると30%ほど免疫力が低下します。
マッチョな方々は筋肉量が多いので代謝がいい。
つまり平熱が高いのです。
以前、テレビ番組の企画で
「マッチョは風邪をひかないのか」
というものがありました。
その時、登場したマッチョの方々は平均して体温が37度前後でした。
普通の人からしたら微熱ですよね。
この方々は全くもって風邪をひかないとのこと。
筋トレが風邪予防になる最高の事例です。
が平熱を37度近くにするというのはかなり難しいです。
筋トレをしているだけというかプロレベルの筋肉量でなければ到達することはできません。
ですが筋トレ、有酸素運動を行えば普通の人でも一時的ではありますが体温が上昇します。
これをこまめに行えば風邪予防にはつながります。
なので筋トレは風邪予防に一定の効果があると言えるでしょう。
筋トレで風邪を引きやすくなる場合
次は筋トレで風邪をひきやすくしてしまう場合についてです。
疲れがたまると風邪を引きやすくなったり、体調を崩したりします。
これは本来働く免疫機能が低下していることが原因です。
免疫機能が低下する原因は体が他の箇所を修復することを優先したり、細胞の活性が低下することです。
疲労回復を優先しているせいで免疫機能が低下することがあります。
だからこそ、睡眠をしっかりとり、疲労回復させることが重要になったりします。
筋トレや激しい運動を行うと体が損傷します。
それを修復するために摂取したエネルギーを使用します。
そうすると免疫力に回されるエネルギーも低下するので免疫力が落ちます。
インフルエンザなど高熱になるとなぜ筋肉や関節が痛くなるのか。
これはれっきとした筋肉痛です。
強いウィルスが体内に侵入すると体の防衛機能として体温を上げて免疫を高めようとする働きが起きます。
体温を上げるには筋肉を震わせてエネルギーを消費し、体温を高めます。
寒気や震えがそれにあたります。
なのでブルブルしているということは筋肉を運動させていること。
筋トレに近い作用ということです。
これによって筋肉痛が発生します。
筋トレが風邪予防にはならない、というわけではありません。
が可能性として筋肉の修復に気を取られているうちに感染する可能性もあり得るということです。
ダイエットや減量はやばい
インフルエンザ、コロナウィルス、風邪
これが流行っている時期のダイエットや減量はマジでやばいです。
どんなにきっちりカロリーを計算しても痩せるためにある程度の制限がかかります。
むしろ制限しなければ痩せませんよね。
その影響で体の持つ免疫機能が低下します。
例えばお城があったとしましょう。
日本のお城です。
本来、通常時であればお堀に水が入っている状態。
しかしダイエット中はお堀の水は抜かれている状態と言えます。
第一防衛ラインが欠損している状態です。
侵入が容易なため、ウィルスの第一波を撃退できても続々押し寄せる軍勢に対して守り切れるか?という感じになります。
それでも痩せねばならん
という場合はグルタミン、ビタミンなどを多く取り入れる工夫
マスク、手洗いうがいなどを徹底する必要があります。
コロナウィルスの影響でインフルエンザが抑えられている
例年この時期は日本、世界でインフルエンザが流行します。
しかし今年はコロナウィルスの影響で近年まれに見る予防への関心が高まっています。
その甲斐あってインフルエンザの流行も抑えられている事実があるのです。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
コロナウィルスの収束目処は一説では3月ごろと言われていましたが、やはりそう簡単には収束しないというのが現在の見解です。
逆に3月〜4月で感染が拡大し6月にピークか、とも言われています。
日本ではこの記事を書いている段階で100人以下の感染者数ではありますが毎日少しずつ伸びています。
感染症の恐ろしいところは順調に伸びていくのではなく、いっときを境に爆発的に増えるということです。
ビビりまくる必要はありませんが予防するに越したことはないでしょう。
皆様もご注意ください。