特売で売られている赤身のステーキ肉。
以前私はこの類の肉が嫌いでした。
理由は硬いから。
ずっと噛み続けなきゃいけないし、いつ飲み込んでいいかわからない。
という子供の頃の記憶でまぁ食わず嫌いみたいな笑
そこまで肉大好きという訳でもないので一年に一度、いいサシの入った高級肉を食べるか食べないかの20代でした。
自腹で食べるなら断然肉より魚ですのでステーキを食べる機会なんて海外に行った時くらいでしょうか。
しかし3年ほど前、とある番組で紹介されていた安い赤いステーキ肉でも美味しく柔らかく焼ける方法、というのをみて興味本位で試したところ、安いステーキ嫌いを克服。
この柔らかく美味しく焼き方法をアレンジしてたら我が家のご馳走になってました。
今回は安いステーキ肉を柔らかく美味しくする方法をご紹介します。
安いステーキ肉を柔らかくする方法
今回使用したのはこのグレードのステーキ肉です。
筋トレ的な意味ではすごい優秀だと思います。
脂身の部分を落とせばかなり低カロリーで高タンパクな食材です。
つまりこのまま焼くと硬くてパサパサということです。
まず下処理として筋切りをします。
ちょっとめんどくさいんですけど口当たりというか噛みごたえというか、これらを少しでもよくするために筋を細かく切りましょう。
切る間隔としてはナイフで一口大に切った時に筋がちゃんと切れてる程度。
よくわからん!という場合はとにかく切りまくって大丈夫です。
筋を切る他にフォークで全体を刺しまくるという手段もあります。
以前紹介したベーコンを作るときの下処理見たいな感じです。
ただこれだとステーキの形が変形するので見栄えを気にする場合は避けたほうがいいでしょう。
今回のステーキ肉を筋切りするとこれくらいになりました。
すりおろした玉ねぎに漬ける
筋切りをして、これだけでも柔らかくなっているはずです。
さらに柔らかくするためにすりおろした玉ねぎにステーキ肉をつけます。
玉ねぎ1個をすりおろし、ステーキ肉にかけて1時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
玉ねぎの他にも肉を柔らかくするとされるものはいくつかありますが今回はステーキというゴールのため玉ねぎを使用しています。
(牛乳に浸しちゃステーキとしてきついかも)
ステーキの焼き方
1時間ほど冷蔵庫で寝かしたら肉から玉ねぎをどかします。
玉ねぎは捨てないでください!あとでソースに使います。
さぁいよいよ焼くか、と思いきやステーキ肉を常温で20分ほど放置します。
夏場はもっと短くていいかも。肉が常温になってから焼いたほうが仕上がりが良くなります。
焼く前に片面だけ塩胡椒。
フライパンに油、ここで和牛牛脂を使うとさらに美味しくなります。
そして塩胡椒した面を下にして強火で焼きます。
30秒ほど焼いたら中火にしてさらに30秒ほど焼きひっくり返します。
ひっくり返すタイミングとして表面に肉汁が浮き上がってきたくらいです。
ひっくり返したところで赤ワインを加えてアルコールを飛ばし、焼き目がついたら出来上がりです。
ソース作り
ステーキを焼いたフライパンは洗わずすぐにソース作りをします。
フライパンにはステーキのあぶら、先ほど溶かした牛脂が残ってます。
弱火にして状態でニンニクのみじん切り、またはニンニクチューブ、バター、先ほどのすりおろした玉ねぎを入れます。
ニンニクの香りが広がったら醤油で味を整えます。
あまり焼きすぎるとニンニクが焦げるので注意してください。
あとはステーキにかけるだけです!
安いステーキ肉が結構柔らかくなる
最後ステーキが焼きあがってからソースを作る過程が忙しくなります。
寝かせたりする時間が結構かかるのですぐできるわけではありませんが、安いステーキ肉が大変身します。
硬い肉嫌いの私が好きになったというくらいですから・・・保証します!
ぜひお試しください。