スポンジをデコレーション!失敗しない生クリームの作り方・塗り方

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前回はスポンジケーキの作り方を書きました。

 

今回はそのスポンジケーキにトッピングする方法です。

主には生クリームの作り方、そして塗り方です。

 

この記事でご紹介するちょっとしたテクを使うだけで楽々デコレーションケーキができます。

スポンジケーキが成功したら、デコレーションで失敗はできません・・・

 

是非この記事を参考にしてください!

 

スポンジをデコレーション!失敗しない生クリームの作り方・塗り方

生クリームの作り方、塗り方で出来栄え大きく変わります。

正直スポンジは失敗したっていいんです。

結局生クリームで舗装するわけですから凸凹でも焦げてても隠せます。

 

しかし!

 

生クリームは失敗できんのです。

今回紹介するのは割とマル秘テクニック。

これをすることでかなり失敗を減らすことができますし、ケーキが長持ちします。

 

盛り付けるフルーツですが今回はオーソドックスにイチゴを。

イチゴの盛り方からまず説明して、生クリームの解説をします。

 

イチゴの盛り方

今回18cmのケーキに大して中粒イチゴを1パック使いました。

500円くらいの普通の苺です。

 

まず考えるべきはケーキの上に何個イチゴをおくべきか。

とりあえず外側に8個おけばそれなりに豪華。

 

あとはセンターにもおきます。

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ろうそくやバースデープレートなどある場合は真ん中を開けなければいけません。

私の場合は「30」と言うろうそくだけですのでイチゴを真ん中に配置しました。

 

このようにまず最初に上に乗せるイチゴを取っておきます。

さらに1パックのイチゴの中からなるべく縦に長いイチゴを選ぶと見栄えが良くなります。

 

上の写真のように、外側の苺は若干外向きに傾けておきます。

こうすることでイチゴが大きく見せられる、イチゴの表面積が稼げると言った利点があります。

だから長いイチゴを乗せたほうがいいんです。

 

次にスポンジの中の苺。

スポンジを何段にするかによって変わります。

今回は3層にしましたので苺は1パックでたります。

数量を調整するならイチゴをカットするといいでしょう。

今回は3等分にカットして使います。

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あとは均等になるように配置していきます。

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生クリームを塗って、イチゴを乗せて、生クリームを塗りスポンジを乗せます。

 

このイチゴの配置で重要なのは中層に関しては絶対にセンター付近に配置しないこと。

 

なぜでしょう?

正解はセンター付近に何らかのトッピングを配置するとケーキをカットするときに切れ込みがセンターに集中しますよね?

すると真ん中の具が崩れる、きれいに切れないからです。

なので中心には何も入れないほうがいいでしょう。

 

生クリームの作り方

生クリームは

生クリーム200ml

にたいして

グラニュー糖 20g

と言う割合です。

もっと甘くしたい場合はグラニュー糖を増量してください!

 

面倒であれば200mlの生クリームに大さじ2杯でもいいです。

 

ハンドミキサーで泡だてていきます。

ハンドミキサーを使用するときにはプラスチックやガラス製のボウルを使用しましょう。

出ないと鉄粉などが混入する恐れがあります。

 

ホイップって感じになるくらい。

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これで生クリーム完成ではありません。

ここからがマル秘テク。

 

 

ハンドミキサーをボウルの一部に固定し、そこだけをかき混ぜます。

 

すると下の写真のように左側の一部の生クリームが硬くなっているのがわかりますか?

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この生クリームの使い分けが非常に重要になります。

 

通常の生クリーム

硬い生クリーム

この二つを使うことでケーキの出来栄えが変わります。

絶対にやるべきです。

 

では使い分けについて解説します。

 

生クリームの使い分け

まず硬い生クリームはケーキの中層に使います。

ケーキの中層にはイチゴを入れたりしますね。

 

スポンジとイチゴが接すると、イチゴの水分をスポンジが吸い、スポンジが沈みます。

 

なのでコーティング的な意味で硬い生クリームが必要になるのです。

また硬い生クリームを中層に使用すると切ったときにケーキが崩れにくくなります。

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スポンジが見えなくなるくらい塗って

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さらに上から硬い生クリームを塗る。

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もちろんはみ出してもOKです。

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硬い生クリームはここまで。

あとはボウルの中で全ての生クリームを混ぜて使いましょう。

 

綺麗に生クリームを塗る方法

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綺麗に生クリームを塗るのは多少、テクが必要になります。

 

それでもコツさえ掴めばそれなりにできるはず。

プロは回転する台を使って均等になるように塗り広げています。

 

なかなか家にそれに代わるものはありません。

 

まずは上面から塗ります。

ここではそんなに苦労しないかもしれません。

もちろん横にはみでても問題なし。

 

難しいのはケーキ側面。

やり方はパレットナイフの角をケーキ側面に垂直に当てます。

 

そのまま固定し、ケーキを乗せているキッチンペーパーや皿を回します。

ケーキの中を塗る時もそうすることで綺麗に均等に塗ることができます。

 

失敗しても何度でもやり直せますので練習してみましょう。

特に今の時期なら寒いですので生クリームがへたることもありません。

 

夏場ですと一気にやらないと溶け始めます・・・

 

生クリームは多いほうが綺麗に仕上げやすくなります。

最初300mlで作り、100mlは冷蔵庫で保管。

もっと欲しくなったら追加で生クリームを作りましょう。

 

わかりやすい動画がありましたのでご参考までに。

 

イチゴやデコレーションして完成

 

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お店のケーキみたいにできました!

 

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左官職人もそうですがある程度のラインで線引きしないと永遠に終わりません笑

いい感じでできたところで手をひきましょう笑

 

 

18cmのケーキで材料費2000円くらいです。

売っているのだと・・・

 

18cmは6号相当になります。

 

2倍以上ですね。

作れるなら費用も気持ちも手作りの方がいいですよね。 

ちょっと大変かもしれませんが是非挑戦してみてください!

 

おまけ 制作苦労

チャチャッと自分への誕生日ケーキを作ってみました。

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・・・簡単に作ったように書いてるだけで実際かなり苦労してます笑

 

ベテランの方に指導していただきながら悪戦苦闘

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全然綺麗に塗れない!!

傾いてる?

 

ん???もう分からね。

白いからわからない。

スキー場とかでなる雪目になったような笑

腰痛い!

 

でも完成した時はうれしかったです。

自分の誕生日。

しかも30歳と言う節目。

自分で作るケーキってよくないですか?

 

楽しかったです!