今回ご紹介するのはとんかつ・・・
ではなくビフカツです。
ビーフカツ!
あまり違いはないように思えますが牛肉ならミディアムレア程度に揚げることでステーキのような味わい、かつカツなんです笑
個人的にはささっと揚げるのでとんかつより失敗が少ないかと思います。
とんかつは温度をしっかり管理しないと表面焦げて中は生だったりします。
ビフカツならむしろ中は生でもいい、というところがあるので比較的楽です。
材料
・ステーキ肉 2枚
今回のは1枚500円くらいでした。
いつも安い時に買い、冷凍庫に入れています。
・牛乳 肉を浸せる程度
・小麦粉 大さじ4杯
・卵 1個
・水 50ml
・パン粉
肉の下処理
ステーキと同様ですが肉を少し処理しておいたほうが美味しく仕上がります。
カツは硬いものだから・・・と手を抜かずしっかり処理します。
まずは基本となる筋切り。
見た感じ筋っぽいところ、あとは触ってみると筋は硬いですので等間隔に切れ込みを入れます。
切れ込みを入れたら肉が崩壊しない程度に叩きます。
崩壊とは伸びすぎてちぎれてしまいそうなくらい。これはやりすぎです。
適度に叩いて柔らかくしましょう。
そんなにやらなくても大丈夫です。
そしてトレーに入れたら牛乳に浸します。
ステーキのところではすりおろした玉ねぎに漬けると紹介しました。
ステーキではそのすりおろした玉ねぎをソースに使えるので玉ねぎを使いましたが今回は牛乳で・・・
玉ねぎでも構いません。
ちなみに牛乳より玉ねぎの方が肉が柔らかくなるという実験結果があります。
牛乳に浸す時間は2時間〜一晩。
バッター液を作る
少しでも作業を楽にするためバッター液を使用します。
小麦粉大さじ4杯
卵 1個
水 50ml
水に関しては肉に浸した牛乳でも可能。
私は気になりませんが仕上がりに乳臭い感じが出るので苦手な方は水で。
これを混ぜ合わせます。
硬さはホットケーキの生地より柔らかいくらい。
水っぽすぎると油ハネしやすくなるので注意してください。
かといって硬すぎると衣が分厚くなってしまうので注意が必要です。
ビフカツの揚げ時間、温度
さてここまで来たらあとは揚げるだけです。
牛乳から肉を引き上げ水分をしっかりとります。
キッチンペーパーでしっかり拭き取りましょう。
そして両面に塩、胡椒。
量はステーキと同じくらいです。
ステーキを作る感覚でやるとたまらないビフカツができます。
この状態でバッター液につけてパン粉をしっかりとつけます。
油の温度は180度くらい。
箸の先や衣で温度を見分ける方法もありますが最近の温度計は安いし楽なのでおすすめです。
あとパンを作る時温度計は必須です。
発酵とか色々温度管理が必要になります。
180度くらいになったらカツを揚げます。
片面1分程度、合計2分あげればOK。
そのくらいで衣がきつね色になるはずです。
もしこの時間より早くきつね色になったらひっくり返す、油からあげてください。
肉は生でもいいのですから笑
ビフカツ完成
油を切ってカットしたら出来上がりです。
誰がやっても比較的簡単にできるはず。
気をつけたいのは手際。
順序よく準備して動かないとキッチンがパニックになります。
いまだにビフカツは醤油かソースか決められずにいます。
とにかく美味しいので一度は作ってみてください!!