以前記事で年末年始は太りやすいと書きました。
忘年会やお休み、おせちと高カロリーな食べ物が多いからです。
日本では43%の人が年末年始で太り、
平均して1.9kg太るそうです。
冬というと何となく太りやすいイメージがありませんか?
その理由も解説しつつ、実は冬は痩せやすいシーズンでもあるのです!!
今回は冬に行うダイエットは果たして有効なのか。
オススメなのかについて書きたいと思います。
実は冬は痩せやすい!ダイエット・減量ににオススメの季節?
まず冬が太りやすいという印象を持っている理由です。
・寒さに耐えるため皮下脂肪を蓄えやすい
・年末年始と太るイベントが多い
と言った理由です。
まずこれについて言えば
寒さに耐えるために皮下脂肪を蓄えやすいというのはただのイメージです。
人間は長い歴史で環境に適応できるように進化しました。
動物とは違う進化です。
動物は己の体の機能を環境に適応できるように進化させましたが、人間は頭脳が発達し体ではなく、他のものを使って環境に適応できるように進化したのです。
だから服を着たり、火を使ったり、家を作ったりします。
よって動物的には冬毛のような機能はなく、外的に耐えるようになっています。
動物の中では裸ではめちゃくちゃ弱い動物です。
よって人間は冬に脂肪を蓄える生物ではありません。
先ほども書いたように冬に太る原因はカロリーオーバーによるものです。
飲み会などのカロリーオーバー、正月料理のカロリーオーバー。
それに加えて休みと言うことで圧倒的に運動不足になります。
消費カロリーが通常時に比べ低下する。
そんなところにカロリーを突っ込めば太ります。
冬に人間が太るのはそう言った理由です。
冬が痩せやすい理由
冬、寒い時に人間の消費カロリーは上がります。
なぜかと言うと
・体温を保つためにエネルギー(カロリー)を使う
寒いと体が小刻みに震えて体温を上げようとします。
体から熱を発する。
つまりエネルギーを消費、もやしていると言うことです。
なので寒い季節は過ごしやすい時よりも消費カロリーが大幅に上がります。
例で言えば何もしなくても短時間のウォーキング程度のカロリー消費をしています。
凍死間際の場合はまたちょっと違いまして
エネルギーが不足し始めたので体が体温を保つことを諦めます。
スリープモードにして極力エネルギーを消費しないように。
後わずかなエネルギーを生命維持に努めます。
だから頭がぼーっとしたり眠くなるのです。
人間の場合、そのまま放置すると死んでしまいますが冬眠する動物はこう言ったメカニズムです。
冬にダイエット・減量をオススメできない理由
と言うことで冬はめちゃダイエットに良さそうですよね。
確かに仕組み的には痩せやすいのですがオススメできない理由もあります。
風邪やインフルエンザ、ノロウイルスが流行る時期
ダイエット、減量は運動、食事制限で行います。
運動は
体のエネルギーを使い、疲れる
免疫機能が低下します。
食事制限は
必要な栄養素が不足しがち。
特にビタミンなど免疫機能を向上させる栄養が足りなくなり風邪をひきやすくなります。
このようにダイエットは基本的に体の機能が低下します。
冬は特にウィルスが強い、感染力も強い。
大流行するシーズンなので食事制限をしていると感染する確率が40%上昇すると言う研究結果もあります。
こう言った点から考えると冬の風邪をひきやすい時期のダイエットはお勧めできません。
冬の風邪を予防する食べ物
とは言え冬は絶対にダイエットするな!と言うわけではありません。
ちゃんと風邪予防をすれば春までに一気に痩せることが可能です。
そんな冬のダイエットにお勧めなのが免疫力を高める食材。
・ねぎ
・しょうが
・柑橘類
・ブロッコリー
・ほうれん草
は特に積極的に取りたいものです。
これらにはビタミンが豊富で殺菌効果があります。
毎日少しずつ摂取することでかなり免疫機能を上げることが可能です。
また軽い風邪のひき始めなどにも効果的。
金柑とかでシロップを作っておくといいです。もはや薬レベル。
作り方はこちら。
冬はダイエットのチャンス期間。
無理ない範囲でぜひ励んでみてください。
運動優先で食事制限は軽めにすることをお勧めします。