今回ご紹介するのは基本となるパンの作り方です。
このパンが作れれば菓子パンをはじめ色々なパンに応用することができます。
当然そのまま食べても美味しくいただけます。
以前紹介した炊飯器で出来るパンの作り方とは違い炊飯器にパンを作る機能がなくても大丈夫。
200度まで上がるオーブンがあれば作ることができます。
それでは作り方をご紹介いたします。
【手作りパンレシピ】常温で発酵 基本となるパンの作り方
パンを作る上で少々厄介なのが発酵。
炊飯器だと一定温度で保つし、乾燥もしないので容易に発酵することができます。
そのためホームベーカリーはこれらの問題を一発で解決してくれます。
そして非常に便利。
ですがホームベーカリーを買ってまでパンを作るか。
そんな頻度でパンを作らない場合は正直無駄な買い物になる可能性があります。
パンは発酵が重要です。
発酵がちゃんとできる環境でなければ作れないのか。
今回はそんな問題を改善すべく、常温発酵でふっくら作れる基本のパンの作り方です。
ぜひご参考にしてください。
材料
・強力粉 200g
・卵黄 1個
・砂糖 大さじ2杯
・塩 小さじ1/2杯
・ドライイースト 3g
・牛乳 130ml
・無塩バター 20g
生地をこねる
下準備として無塩バター20gは常温に戻しておきます。
牛乳130mlは人肌程度30〜40℃に温めます。
目安ですが600wの電子レンジで40秒くらい。
その温めた牛乳にドライイースト3gを溶かします。
・強力粉 200g
・卵黄 1個
・砂糖 大さじ2杯
・塩 小さじ1/2杯
・牛乳 130mlとドライイースト3g
を混ぜます。
バターはまだです
粉っけがなくなるまではゴムベラなどで混ぜたほうがいいです。
結構ベタついて手につきます。
また今の時期、夏場は気温とともに体温も高いので生地が手にくっつきやすいです。
手を冷やしてからこねるか手袋をすることをお勧めします。
粉っぽさがなくなったら常温に戻したバター20gを入れて混ぜ込みながらこねます。
最初は油っぽい感じになりますが馴染んでくるとしっとりとした生地になります。
そうなったら台に移してさらにこねていきます。
こねる時間は10分前後。
これ以上長くなると生地が乾燥してしまい、出来上がりに影響します。
また台に生地がくっつかなくなり、まとまったらしっかりこねられている証拠です。
発酵させる
生地をこねたら一次発酵させます。
ボウルやトレイに生地を入れてラップをし、常温で50分程度放置します。
生地が膨らむのでそれを邪魔しない容器に入れましょう。
発酵時間は50分と書きましたが実際は季節、温度によって変わります。
目安となるのはしっかり膨らんでいるかどうかです。
先ほどの生地に比べて膨らんでいるのがわかるでしょう。
1.5〜2倍近くまで膨れれば大丈夫です。
膨らんだ生地を潰してガス抜きをします。
ガス抜きを行ったら食べるサイズに分けていきます。
今回は焼く都合上8等分にしました。
この容量だと8等分くらいがちょうどいいサイズでもあります。
分けて丸めなおしたらクッキングシートの上に並べます。
焼くオーブンに合わせたクッキングシートを用意しましょう。
そのまま焼けるようにスタンバイしてください。
生地を分けて丸めなおしたら次はベンチタイム。
固く絞った布巾を被せて15分生地を休ませます。
私はキッチンペーパーを濡らし、絞り被せてます。
ベンチタイムが完了すると生地がふやけたようになります。
このまま二次発酵を行ってもいいですが形が気になる場合は丸めなおしてもいいです。
ただ手にくっつきやすいので注意してください。
生地にラップをかけて30分常温で放置します。
また膨らむので隣り合った生地がくっつかないように。
二次発酵が終わるタイミングを見計らってオーブンを温めてください。
パンを焼く
二次発酵が終わったらパンを焼きます。
焼く温度、時間ですがオーブンによって異なります。
同じ温度、時間でもオーブンによって焼き加減が大きく変わります。
まず中央値としては
180度 10分
他のパターンとして
190度 9分
200度 8分
190度 10分
何度か試してオーブンの癖を把握する必要があります。
惜しい失敗例としては表面が焦げてしまう。
焦げた苦味もなくちゃんと焼けていて美味しいですがやはりちょっと焦げてますよね。
この微妙な焼き加減を調整してください。
低温で長く焼けば焼くほどパンのしっとり感は失われます。
高温で短く焼くと焦げる、または生焼けのリスクがあります。
やはり8分〜10分で焼き上げるのが理想です。
私のオーブンでは190度 9分が一番綺麗に焼けます。
ふわっふわのもちもちパンです!
炊飯器パンと比べかなり軽いパンになります。
この作り方をマスターして他のパンに応用してみてください!