女性が腹筋を割るのは難しく、割れたら少し不健康という話

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男性の皆さん。

腹筋を割りたいと思っている方も多いでしょう。

腹筋を割るんはいたって簡単です。

 

毎日腹筋をする・・・

ではありません。

体脂肪を落とすのです。

 

割と誰でも体脂肪を落とすだけで腹筋は割れます。

極端な例をあげればガリガリになれば腹筋は割れます。

他も細くなりますが、腹筋はそこまで鍛えなくても割ることができるのです。

 

体脂肪率は10%程度。

普通に生活しているとこの体脂肪にするのは難しいためトレーニングや食事制限が必要となります。

 

と言っても男性が腹筋を割るのは無理な話ではないです。

しかし女性が腹筋を割るというのは結構ハードで不健康なことかもしれません。

今回はちょっとそのあたりの話を書こうと思います。

 

女性が腹筋を割るのは難しく、割れたら少し不健康という話

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当然ながら生物的にも女性の方が脂肪があります。

悪い意味ではなく必要とする脂肪量が男性より多いのです。

 

女性の平均的な体脂肪は20%ほどと言われています(諸説あります)。

歴史的な彫刻、石像を見ても女性はふっくらしていますよね。

 

男性の女性に対する好みも結構ふっくらしていたりもします。

女性が自分で太っていると思っていても男性からすれば最適ということです。

なので無理なダイエットはやめましょう。

 

女性は男性より脂肪を蓄えやすい。

なぜでしょう?

 

これは妊娠、出産とハードなことを行うためエネルギーを蓄積しているのです。

また下半身に脂肪がつきやすいのも理由があり、これは妊娠した際に赤ちゃんを保護する役割があるためです。

脂肪がクッション材のような役割を果たします。

 

そのほかにも乳に脂肪もつきやすいです。

このぶんが男性と女性で体脂肪率が異なる大きな理由でもあります。

 

これらのことは女性ホルモンによる働きですので阻害するのは難しい。

むしろ阻害しない方がいいと言えますね。

 

女性で腹筋を割る場合。

実は男性より高い体脂肪率で割れます。

男性は10%を切り始めると腹筋が割れます。

 

女性の場合は15%を切ると割れます。

この男性との差は先ほど書いたように乳部分の差です。

 

ちなみに女性が腹筋を割ったとしても男性ほどのごつい感じにはなりません。

これはそもそもの作りが違うので仕方ないことです。

 

先ほども書いたように女性は脂肪を蓄えなければいけない、と言ってもいいでしょう。

そこを少し無理をして体脂肪を落とし、腹筋を割ると体にとってデメリットがあることはわかりますよね。

ある意味生物の本質に逆らう行為とも言えます。

 

とは言え世の中生物の本質に逆らう行為ってたくさんあります。

暴飲暴食もそう。喫煙もそう。

この文明社会においては本質を保つ方が難しいのかもしれません。

 

体脂肪を落とすことの弊害

さて体脂肪を落とすと体に色々な弊害が発生します。

まずはじめに女性特有の弊害としては月経障害が挙げられます。

 

無理なダイエットでも起こりますが一定ラインの体脂肪を下回るとこれらの機能が低下します。

 

そのほかにも体脂肪とはいわゆる貯蓄ですのでこれらが枯渇するということは他のところからエネルギーが取られるということです。

 

先ほども紹介した通り、妊娠に対して女性の体は働きます。

最優先項目であることは間違いありません。

ここのエネルギーを優先して回していくとそのほかは枯渇します。

 

例えば爪、髪の毛。

ようは末端組織ですのでこれらがまずはコストカットされています。

露骨にわかるようになりますよ。

 

髪はパサつき、伸びるのも遅くなります。

爪も同様に伸びるのが遅くなり、最悪爪が変形します。

 

特に女性はネイルをすることも多いでしょう。

ヘアカラー同様に爪を痛めてしまうマニキュア。

そこへ修復能力が低下すればなかなか、どうしたものでしょう。

 

このほかには肌のハリがなくなりかさついたり湿疹ができることもあります。

おそらく肌の湿疹の前に頭皮湿疹が出るのではないでしょうか。

 

とこのようにスタイル良くしたいと思って始めたのに美容においてマイナス点が多いという結果に。

 

では腹筋が割れるくらい痩せたら健康的に生きていけないのか。

このことについて書いていきます。

 

慣らしながら体脂肪を落とせばいい

体というのは当然ですが環境適応能力が備わっています。

何万年という単位で見れば進化です。

 

体は今の環境に最初はついて行かれなくても徐々に慣れていくことができます。

 

先ほど説明した体脂肪を落とす弊害、というのはダイエットなどをし始めた段階の話です。

徐々に慣れてくれば体もこう言った配分なんだ、と学習し、各組織に対して安定したエネルギー供給を行うようになります。

これをするためには過度のダイエットをしないということが大切になってきます。

 

間も無く夏、水着シーズンで慌てるでしょうけどあと一ヶ月切っている中で痩せるのは可能ですが危険です。

 

またこのような減量ではご存知の通り、リバウンドもしやすくなります。

ずっとダイエット食を食べ続けるか、それは無理ですよね。

なので計画的に、階段のように痩せていくのが理想的です。

 

そのためには適度な運動も取り入れ、一日の総摂取カロリーを制限する必要があります。

目安としては基礎代謝プラス200kcalくらいに設定しておくと割とスムーズに、安全に痩せることができるはずです。

 

ちなみに一回や二回のどか食いで太ることはありません。

当日、翌日と体重は増えると思いますがそんなすぐに脂肪に変わるということはないのです。

 

筋トレ同様、二週間程度継続した場合、脂肪に変わります。

なので遊びに行ったときくらいは羽目を外してもいいのではないでしょうか。

 

今回女性が腹筋を割るとどうなるかという話をしました。

体質によって普段から腹筋がうっすら割れている人もいます。

ようは太りにくいという人です。

 

その人が不健康か?と言ったらそんなことはないです。

なので徐々に慣らしながら体脂肪を落とせばいいのです。

無理のない範囲で計画的に行うことが成功への近道です。