ヒモではない!専業主夫になりたいと思ったら辛いから覚悟しろ

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私はフリーランスでぼちぼち仕事をしていますが一日、一週間と一番時間を費やしているのは家事です。

料理、洗濯、掃除と我ながら結構頑張っていると思います。

 

保育園へ子供をお迎えに行ってママさんと情報交換したり、主婦の中に溶けんで充実しています。

 

昔、バリバリのサラリーマンだったころ。

レコード会社、広告代理店で働いていたころ。

 

主夫になるなんて地獄のような生活だろうと思っていました。

当時都内に住み、食事はほぼ自炊で家事をしてました。

ですが今ほど気合の入ったものではありませんでした。

 

とにかく暇を嫌い、何かしていないと嫌なタイプでした。

これに関しては今もそうですが。

 

そこで家事に1日費やすのがありえないと思っていたのです。

主夫として家にいるということは自分のさじ加減でサボり放題になることもできます。

 

そうなるとヒモ、主夫になりたいと思う方も多いでしょう。

しかし、実際主婦主夫がやるべきことは非常に多くはっきり言って企業勤めより忙しいです。

今回はそんな話を書こうと思います。

 

ヒモではない!専業主夫になりたいと思ったら辛いから覚悟しろ

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社会的な認識としてどうも主婦主夫は軽く見られています。

働かなくていいね、なんて言われて日にはぶっ飛ばしたくなります笑

 

家事をしていると足りないものは時間。

家事をこなすというのは超過密スケジュール。

分単位の行動です。

 

これを1日やると本当に自分の時間がないんだなぁと思う事があります。

もちろん自分の裁量ですので手を抜こうと思えばいくらでも抜けますが。

 

もし家事が苦痛でしかない場合、そのストレスはブラック企業に勤めているのと変わりません。

精神衛生的にも家事をやらないようにする方法を考えた方がいい。

例えば自分も働いて、家事はヘルパーなどを雇うなど。

 

私は研究的な意味でも家事は好きです。

家を綺麗にするのも好きです。

料理も楽しいですね。

 

このようなタイプでないと専業は難しいでしょう。

家にいるのが苦痛になったら安らげる場所がありません。

 

決まった時間を守らなければならない

家事において時間は非常に大切です。

少しでもルーズになってしまうと1日のプランが崩れてしまいます。

 

朝、誰よりも早く起きるでしょう。

弁当づくりや朝食づくりをします。

 

これが遅れてしまうと仕事に行く人、学校へ行く人に迷惑がかかります。

当たり前のことですがよくよく考えてみると責任重大です。

 

これと並行して洗濯もやる必要があります。

日にもよりますし天気にもよりますが朝一で洗濯ができないといい時間、取り込む時に乾いていないということも。

私的には1秒でも早く干したいと思っています。

朝忙しい事がわかっていれば寝る前に干すのもありです。

 

これらが終われば掃除、買い物とイベントは続きます。

今の時期、掃除を怠るとあっという間にカビが生えるので割と真剣にやる必要があります。

買い物も特売などあればそれを狙って行く事でしょう。

 

こんな具合に常に時間に追われます。

 

金の管理が難しい

お小遣いと違って食費、日用品を買うのも仕事です。

これらは結構管理するのが難しい。

 

突発的に不足ぶつが出たりすれば支出が増えます。

あ、シャンプーなくなりそう、と言っただけでも千円くらいなくなります。

 

毎月いくらに抑えようとしてもなかなか難しかったりします。

その犠牲となるのはやっぱり食事。

やたら質素なものを毎日作ったりすると

お刺身が食べたい

と言われたりします笑

 

余談ですが人はお金に対してどのような時に安心感を持つかわかりますか?

極端に言えば死ぬ時、お金がどの状態なら安心して死ねるか。

 

正解は貯金です。

人は貯蓄があれば安心します。

だからせっせと働いてお金を貯める人が多い。

特に目標もなく貯金する人が多いのです。

この点においてはアリと同じ習性があります。

 

主夫もこのようにできれば貯金に回したいなって思ったりするんです。

でも必要なものをケチってもいい事ないと思ってます。

 

例えば夏場クーラーをケチる。

するとカビも生えるし疲れも取れず働く気が失せる。

または体調を崩す。

 

こうなってはより稼げなくなってしまいますよね。

だから優先すべきものは優先しなければなりません。

 

食事も栄養価の足りないものばかり食べていればやせ細り(悪い意味で)、体調を崩すでしょう。

自分や家族、未来への投資を考えればケチらない方があとあと安くつきます。

 

主夫主婦とヒモの違い

たまに専業主婦やってるとヒモと言われたりします。

主夫の方が言われやすいかもしれません。

 

確かに家事をしなければヒモと同意義でしょう。

しかし困難で非常に時間のかかる家事をこなしている人に対してヒモっていうのはお門違いです。

 

そんなことを言うやつはおそらく家事とは何かわかっていません。

 

真剣に家族のことを考えて家を守っていれば無駄なお金を使うこともないですし、先ほど書いたように少しでも貯蓄に回しています。

ヒモの逆ですよ。

 

なんて言うんだろ笑

 

共働きが当たり前になりつつ世の中ですが私は専業主婦主夫と言う存在は逸材だと思っています。

変な話、今後最強のスキルであると考えられます。

仕事がなく収入がないから専業主夫主婦は離婚できない?

 

そんなことはない。

別に離婚話を盛り上げたいわけではありません笑

 

では将来、この件に関するビジネスプランを書いてみます。

 

家事のスペシャリストが稼ぐ時代到来

専業主婦主夫していると社会経験もなく、履歴書も真っ白。

就職できるところなんて無くなってしまう。

 

社会は共働きの時代になりつつあります。

調査だと共働きの世帯は1188万世帯

平均して55%が共働きの世帯です。

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https://magazine.aruhi-corp.co.jp/0000-1578/

 

 

もう半分以上が共働きなんですね。

 

今後も共働きの世帯が増えて行くと予想されます。

 

ちょっと余談ですが共働きだと当然世帯年収が増えます。

うらやましーと思いがちですが

実は共働き世帯では自己破産率が高い

貯蓄が少ない

と言う傾向があります。

 

本題に戻りますが、

このように家事を専門でこなす人が少なくなってきています。

ですが家事をこなす人の需要は高まりますよね?

 

共働きですから家政婦のように家を守ってくれる存在はありがたいでしょう。

それなりに給料があればちょっとした投資で家が綺麗で保てたり、煩わしい家事をしなくて済むのですから頼みたくなりますね。

 

これぞまさにビジネスの基本

需要と供給です。

 

今後家事のスキルが高い人が減ってくることがわかります。

しかしその反対に家事スキルが高い人が求められる時代も。

あるいはAIなどが家事をするか、です。

 

今、毎日虚しく家事をこなしている人がいればぜひ、前向きに考えてほしい。

花嫁修行が最高のスキルとしてビジネスになる時代がそこまできている。

 

あながち間違ってないと思いますよ。