日本人の食卓に欠かせない干物。
スーパーでは一枚200円前後で売られており非常にお手頃な食材です。
見切り品のようにたまに安く売られていることがあります。私はその時に買いだめして冷凍保存しています。
干物として焼いて食べても十分ですが一工夫することで本格的な日本料亭のような出汁の効いたお茶漬けが作れます!
普段なら捨ててしまう皮や骨ですが実はこれからいい出汁を取ることができるんです。
今回は干物茶漬け
の作り方を紹介します!
材料
・干物(魚)
・ご飯
・ねぎ
・ごま
・日本酒
・塩
・醤油
入れるとまとまりやすいのが白だしを少々。
作り方
干物を焼く
冷凍してある場合は事前に解凍してください。
解凍していない場合はジップロックやビニール袋などの密閉容器に入れて水につけておくとすぐ解凍できます。
ただし穴が空いてないことを確認してください。
出ないと干物がびちゃびちゃになり上手く焼けなくなります。
また電子レンジによっては冷凍食品を解凍する機能がついているものもあります。
解凍しないと焼くときに表面は焦げて中は生焼けになってしまいますので気をつけてください。
普通に食べるのと同じ程度、焼きます。
出汁をとる
焼けた干物の身をほぐし、身と骨や皮に分けます。
身はそのままご飯の上にトッピング。骨などは小鍋に入れて出汁をとります。
干物なのでそこまで出汁がたくさん出る訳でもありませんがほんのり香りと甘みがつきます。水の量は食べる人数分のお茶碗杯数。
鍋に骨と水、日本酒を1回し程度入れ、火にかけ、沸騰させます。
水の状態から火にかけるのがコツです。
沸騰した後、アクが出るので取り除き3分ぐらい煮込みます。
やりすぎると骨が柔らかくなり出汁に骨が分解して混ざるので、食べる際にめんどくさくなってしまいます。
最後に塩と醤油で味を調整します。メインは塩で醤油は色付け程度と考えてください。
このとき白だしをほんの少し入れると味にまとまりが出ます。
ご飯を用意する
お茶漬けなので炊きたてご飯でも冷やご飯でも構いません。熱々で食べたい場合は一度ご飯をレンジで温めといた方がいいです。
ご飯の上に乗せるものは
・ほぐした干物の身
・ねぎ
・ごま
お好みでワサビなどなど入れても美味しくいただけます。
出汁をご飯にかける
これで完成です!意外と簡単。解凍時間を含めなければ15分程度でできます。お休みの日のお昼ご飯にどうでしょう?
また前日に干物を食べて骨などをとっておき、翌日の昼にお茶漬けとしてもいいと思います。
骨などの保存にはくれぐれも注意してください。
番外編 わさびこがし醤油
私がずっと使っているのがわさびこがし醤油の塩。
わさび塩に香ばしい醤油がプラスされた感じです。
これが干物から取る出汁の香ばしさとマッチします。
かつては御殿場のわさび農園に売られていたのですがいつの間にか閉園・・・
知る限りでは東名高速足柄サービスエリアで売っているのを見かけたことがあります。
ネットでも今は買えるようですね!色々な料理に合うので家に一つあると便利です。
寿司にかけて炙りでも美味しい、ステーキにも合います。当然天ぷらも。
わさびが好きならきっと気にいると思います。