筋肉が脂肪に変わる?筋トレをやめるとどうなるのか

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石の上にも三年

継続は力なり

 

人間は何かを続けることが美徳とされています。

筋トレに関しても例外なく当てはまり、続けることで効果を発揮します。

 

なので先に言っておくと、ダイエット目的でダイエット期間だけ筋トレするのは無意味です。

というのも筋トレ自体、大してカロリーを消費するわけではないからです。

筋トレで痩せるというのは先行投資、またはリバウンド予防。

 

筋力を増やすことで基礎代謝をあげて、太りにくい体を作ることが目的です。

だからきついことですが・・・筋トレは続けなければならないのです。

 

ですが今回はもし、筋トレをやめてしまったらどうなるかということについて解説しようと思います。

 

筋肉が脂肪に変わる?筋トレをやめるとどうなるのか

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筋トレや運動をやめると筋肉が脂肪に変わる

そんな話を聞いたことはありませんか?

 

よくある話ですと学生が受験勉強のため部活を辞めて勉強に勤しむと太る、脂肪に変わるということがあります。

これは実際、筋肉が脂肪になっているわけではなく、日中の消費カロリーが減り、食べる量が変わらないから摂取カロリーが消費カロリーを上回って太っているだけです。

 

また運動しないので筋力も当然低下します。

 

だから筋肉が脂肪に変わっていると錯覚するのです。

 

筋トレをやめるとどれくらいで筋肉が落ちるか

筋トレをする習慣をやめると2週間から筋力が落ちる。

つまり筋力が衰え始めます。

 

極端な例では寝たきりになったとしても2週間はなんとなくそれなりに維持できるということです。

 

筋肉が落ちるのもいきなりストンと落ちるわけではなく少しずつ分解されていきます。

 

分解されるとどうなるか。

 

分解された筋肉はエネルギーとして使用されるようになります。

筋トレや運動をしないのにエネルギーを多く使う筋肉は体にとって負担ですし不要です。

使わないのにあっても仕方のない筋肉は分解し、省エネしようとするのです。

 

先ほども書いたように分解された筋肉は即脂肪ではなくエネルギーへ。

それを上回った摂取カロリーですと脂肪に変わります。

 

筋トレをやめる時、覚悟しておくこと

筋トレ自体大した消費カロリーではありません。

ランニング、ジョギングの方が消費カロリーは大きくなります。

 

筋トレは筋肉を育ててどんどん基礎代謝をあげる行為です。

なので筋トレを積み重ねればだんだん太りにくい体になっていきます。

 

ですが筋トレをやめる、すなわち筋肉の成長を止め、筋肉を減らすというのはこれまでにも増してさらに太りやすくなるのです。

 

基礎代謝が落ちればたとえ小食を心がけたとしても太ります。

筋肉がないダイエットというのはかなりきつい食事制限。

プラスしてダイエットが完了した後、普通に食べている(2000〜2500kcal)だけでも太ります。

 

言い方悪いですが筋トレをやめるなら初めから筋トレをしていない方が適応しやすかったかもしれません。

 

筋トレをやめると太りやすくなります。

 

他にも筋トレをやめると精神面や美容面でも影響が出てきます。

 

筋トレをやめると精神疾患になる可能性が上がる

筋トレを含め運動というのは精神衛生面で非常に効果的です。

 

というのも運動するとテストステロンやセロトニンなどのホルモンが分泌されるので精神安定効果が非常に高いです。

うつ病を治すのにも筋トレは効果的であるという論文もあります。

 

日常的に筋トレをしていた場合、実は精神安定剤と同じレベルでメンタルをキープしていたのです。

これが突如なくなるとどうなるか。

 

・不安焦燥感

・怒りやイラつき

 

これらが強く現れるケースが非常に多い。

また喫煙や飲酒に走る傾向もあります。

どか食いも。

 

運動という何気ない行動が人間の生活においてかなりの重要性があるのです。

 

美容や健康面での悪影響

筋トレの後にはプロテイン。

これは多くの方が取り入れていることでしょう。

 

現代社会では糖質と脂質が溢れています。

野菜はスムージーなどのブームで不足という事態ではありませんがとにかくタンパク質が足りないのが現状です。

 

タンパク質は体を作る栄養素。

 

筋肉だけでなく

 

とほとんどの組織はタンパク質から作られます。

髪の毛や肌は死滅細胞ですので一度粗悪なものでできたらそれがしばらく続きます。

 

ですからタンパク質をしっかりとり、状態の良い髪の毛や爪を生やすことが必要になってきます。

 

プロテインから摂取するタンパク質だけでなく運動も美容に効果的です。

 

これも先ほど書いたテストステロンやセロトニン、メラトニンの働きで細胞が活性化し早い周期で細胞分裂が行われるようになります。

 

つまり筋トレでプロテインを摂取している人の方が髪の毛が伸びる速度が早くなることも多いです。

 

睡眠の質

しつこいようですが筋トレをするとセロトニン、メラトニンが分泌されます。

これは睡眠にも非常に有効なホルモンです。

 

メラトニンが増えることで夜、眠気を誘い質の良い睡眠につながります。

 

筋トレや運動をしている人、していない人では約1.3倍の差があります。

メラトニンが不足すると不眠症になったり、それから誘発してうつ病を発症するケースがあります。

 

睡眠は生活の要。

筋トレをすればよく寝れる、と思って良いでしょう。

 

筋トレをやめるリスクはでかい

いかがでしたでしょうか。

 

筋トレをやめる=太るだけではありません。

精神的にも美容面でもいろいろな問題が溢れます。

 

この記事をみてくれた方の中に、筋トレをやめようか考えている方がいらっしゃると思います。

筋トレがストレスになってしまっては意味がありません。

嫌ならやめましょう。

 

ですがやめる前にもう一度考えてみてください。

 

・これまで筋トレがもたらした影響

・本当にやめたいのか。やめる理由

 

今後のライフスタイルの参考になれば幸いです。