仕事のストレスでうつ病や双極性障害など精神病になる原因

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今回は精神病を発症する直前、発症直後、初期症状について書きたいと思います。

 

精神病は風邪などと違い、自己認識がなかなかできない病です。

自分がうつな訳が無い、など思い込んでしまい発見が遅れる場合があります。

 

一部情報では早期発見が早く治すのに有効な手立てであるとされています。

ガンや重大な疾患もそうですよね。

 

しかし全てにおいて、早く見つければ治りが早いというわけではありません。

その病の質によって進行する、しないと決まっています。

 

うつや双極性障害と言った精神病の場合、発症する要因が生活の中にあります。

社会的ストレス、家庭問題、ストイックすぎる精神。

 

例えば社会的ストレスは会社をやめれば治るかもしれません。

家庭問題も整理し、和解などすればマシになるかも。

 

ですがストイックすぎるのはもう人間性であり、その人の心の特徴ですから簡単に治るものではありません。

これらについても書いていきたいと思います。

 

仕事のストレスでうつ病や双極性障害など精神病になる原因

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人間は集団の中で社会生活を営んでいます。

現代社会ではそれができるように小学校、中学校と訓練されています。

 

訓練されてるんですね。

ちなみに三角座り、体育座りは服従、忠誠の行為。

 

というのも体育座りは著しく初動が遅くなる座り方です。

とっさに動くことができない姿勢を取ることで反抗できないようにしているのです。

 

これは都市伝説ではなく明治〜戦時中での記録に書かれています。

明治以前、以降と帝国的支配ですのでこのようなものが使われたとされています。

 

このように長い年月かけて、子供のうちから社会生活をなじませることで勤め人として働くことが可能になります。

 

この時点で、完全に教育が染み付いている場合は社会生活においてストレスが大きすぎて精神がダメになることはないでしょう。

学校教育で訓練されているので当然です。

 

ちなみにストレスが全くないとそれはそれで問題なんです。

ストレスは自己防衛機能や危機管理を司るものですから必ず一定数は必要です。

 

 

このように社会生活を営むとストレスがキャパオーバーになることが多々あります。

そうすると何らかの不調をきたすのです。

 

うつ病や双極性障害とストレスを起因とする病は一種の防衛反応です。

この防衛反応に気がつかず、対処しないでさらにオーバーすると残酷ですがいとも簡単に自殺してしまいます。

 

死ぬことが楽

 

と思うのは当然異常なことです。

基本的に動物、人間を含む生物は生命維持、子孫繁栄の為に生命を維持する機能が備わっています。

条件反射もその一種です。

 

その自己防衛機能が働かないというのはいうまでもなく問題です。

 

精神病になる原因

精神病を患うには生活の中で大きなストレスがかかっている状態です。

まずはこのストレスを取り除く必要がありますが大半の場合、それだけでは足りません。

 

会社できついことを言われ続け、帰りも遅い休みもない。

ヘトヘト。

 

聞いているだけでストレスが大きそうです。

 

この状態から精神病になるにはまだ原因があります。

 

怒られているだけ、忙しいだけならまだ精神病になるリスクは中程度。

これにだいたいの人が自分を否定し、責めてしまう傾向にあります。

 

自分がダメだから・・・

 

精神学的に他人を否定するより自分を否定する方が楽とされています。

人間はあべこべで自分に甘いくせに自分に厳しいんです。

 

自分に甘いというのは痩せようと思ったが食べてしまった。

貯金しようと思ったが使ってしまった。

掃除をしようと思ったが今日はかったるいからやめよう。

早起きして健康的な生活を心がけようと思ったが起きれん。

 

など。

基本的には徹底的に自分に甘いのに、なぜか精神病の決め手になる時には自分に厳しくなる傾向にあります。

 

人によってはこの状態、この初期症状であればカウンセリングで緩和することも可能。

ただ意識高い系だとカウンセリングの話が頭に入ってこない、納得できないかと思います。

カウンセリングは向き不向きがあるでしょう。

 

精神病になってしまった時の症状

まさか自分がうつ病になるわけがない。

 

そう思っているが最近寝れない、調子が悪い、頭が働かない。

こうなるとうつ病を発症してしまっている可能性があります。

 

一番最初に現れる症状として

・不眠

・日中の傾眠

・体のだるさ

などが挙げられます。

 

不眠は色々原因がありますが不安で仕方がなく、寝れない。

何を考えてるわけでもないが寝つきが悪い。

 

と様々です。

この時に絶対にやってはいけないのは飲酒。

飲酒は気分をよくする働きがありますが睡眠の質を悪くするものでもあります。

 

また嫌なことがあって酒を飲んで忘れよう。

これは全く逆の効果で記憶が余計に定着するとされています。

酔っ払い酩酊状態になればその時の飲んでる記憶は曖昧になるでしょう。

しかし何で酒を飲むことになったのか、というのはより濃く記憶に残ります。

 

日中傾眠とは寝れる状況じゃないのに寝ることです。

これはほぼ制御不能。

 

例えばクライアントとの打ち合わせで寝る。

新規顧客対応中に寝る

 

社内会議中に寝るならルーティンとして眠くなるのはわかります。

でも取引先や新規営業と緊張を強いられる場面で寝るというのははっきり言って異常行動です。

 

うつ病になるとこの突然の眠りが発生します。

不安で夜寝れないからではありません。

たっぷり寝ても起こります。

 

この傾眠が起こったらすぐに病院へ行くことをお勧めします

一番わかりやすい精神病の初期症状かもしれません。

 

初期で治るか重症化するか

早期発見が鍵と言われますが実際早期発見したから早く治るわけではありません。

 

早期発見し、原因を取り除く。

これで治れば万歳。

 

しかしストイックさが原因だった場合、これを取り除くのはほぼ無理です。

検索すればわかるように

うつ 甘え

というワードが出てくるくらいです。

これはうつ病になった人、身近にうつ病になった人が検索してることが推測できます。

 

うつ病になった人が

うつ 甘え を検索している場合。

自分は甘えているのではないかなどなど考えている証拠です。

となれば当然自分で自分にストレスをかけています。

 

では他の人が

うつ 甘え で検索している場合。

うつ病になった人がどう考えているのか気になって検索しているのでしょう。

ここで例えば

・うつ病は怠けと一緒で自分に甘えているんだな

と認識した場合

・うつ病は甘えではなく病気。なってしまったら十分な休養が必要だな

と考えた場合。

 

結局このことを見たり聞いたり考えたりした人がうつ病になった場合、高確率で自分の場合は甘えだ、と考えるようになります。

 

心理学的にそうゆう風に考えるようにできてしまっているのです。

だからこのような話は消滅させるべきかもしれませんね笑

 

というようなマインドセットがあるのでたとえ初期症状で気がつき治療をしても簡単に治るわけではないでしょう。

自分自身が追い詰めるので治療開始しても機体が薄いのです。

 

このようなマインドセットが備わっているのには現代社会の教育にあるとする声もあります。

学校などで学ぶ協調性、自己犠牲、自制心。

これらが大人になるとしっかり働いて自分をいじめてくれると言われています。

 

かと言ってこれらがないと集合体として生活することができません。

このことを詳しく書くと長くなるので割愛させてください。

 

 

今回はなぜ現代社会で精神病が満映するのか書いてみました。

風邪を引くレベルで他人事ではありません。

 

一度メンタルがやられて回復すると傷や骨と一緒で割と強くなったり、回避能力が高まったりします。

この記事を読んでくれている方ですでに精神病を患ってしまっているなら悲観することはありません。

必ずいつかはよくなるし、よくなった時に振り返ると強くなります。

 

ちなみに平均的な治療期間は長いですが激うつ状態から抜け出すのは投薬開始から2週間でやや回復、3ヶ月後には通常状態くらいに戻ることが多いです。

 

最初の2週間はしんどいと思いますが踏ん張りどころです。