やっぱり・・・というべきか日本でも徐々にコロナウィルスが広がりつつあります。
この段階まできてしまうと国内でも広がることでしょう。
基本的には手洗いうがいで感染をかなり予防できるそうです。
こまめな手洗いうがいを心がけましょう。
とはいえ、それだけで予防になるのだろうか?
例えば電車の中、毎分手洗いうがいをできるわけではない。
癖で口を触る人、鼻をほじくる人。
これでも十分に感染するリスクがあります。
手洗いうがいとは外的な予防効果であり、内面から予防するものではありません。
今回ご紹介するのは体の内側から感染を予防するものです。
免疫力を高めて、たとえウィルスが体内に侵入したとしても感染を防ぐようにします。
【コロナウイルス】肺炎予防に有効な食べ物
ウィルス感染には手洗いうがい。
マスクが効果的です。
最大の武器はやっぱり免疫力。
極端な話、免疫力が最強だと手洗いうがい、マスクなしでも感染することはありません。
これは風邪をひきやすい人、ひきにくい人というわけではなく、それぞれのウイルス耐性によるところがあります。
例えば一年で何回も風邪をひいてしまう人。
しかしこの人はインフルエンザにはかかりません。
という具合に適性があるのです。
今回は適性を除いて、可能な限り、努力で免疫を上げてコロナウィルスに感染しない方法をご紹介します。
やっぱりビタミンC
肺炎は通常、細菌およびウィルスにより引き起こされる肺の感染症である。
肺炎の臨床診断は、時々困難なことがある。
肺炎は、小児患者や高齢患者でより多く認められる疾患である。
低所得国では、毎年200万人の小児が死亡する。
米国では、感染症による死亡としては最も多い死因となっている。
ビタミンC自体は1900年代初頭に同定され、生体内では感染症への抵抗に関与する可能性が示唆され、動物を用いた数多くの研究により裏づけられている。
ヒトを対象とした試験を検索し、参加者総計2,335例の市中肺炎に対するビタミンCの予防効果を調査した3件の試験を確認した。この予防に関する試験のうち2件は兵士を対象とし、3件目の試験は英国の寄宿学校の男子生徒を対象に1940年代に実施された。
肺炎患者合計197例を対象とした2件の治療に関する試験では、肺炎患者でのビタミンCの有用性について調査した。
また、1件の研究では英国の66~94歳の肺炎患者を対象とした。
もう1件の治療に関する試験は旧ソビエト連合共和国で実施されたが、対象患者の社会的背景および栄養に関する情報については記載がなかった。
1件の研究では火傷患者37例を対象とし、院内感染肺炎に対するビタミンCの効果について調査していた。
本調査の検索は2013年4月時点で更新されたものである。
同定した試験のうち5件では肺炎に対するビタミンCの予防または治療の利益が認められたが、院内感染肺炎に関する研究では効果は認められなかった。研究の質は全体的に良好であった。
しかし、有効性のある結果が得られた5件の試験はそれぞれ特殊環境で実施されており、これらの試験成績は一般的な集団に外挿するべきではないと考える。
そのため、さらに研究が必要である。一方で、ビタミンC補充は安全で低費用であることから、血漿中ビタミンC量の低い肺炎患者では妥当であると思われる。
これらの5件の試験からはいずれも、ビタミンCによる重大な有害作用は報告されていない。
https://www.cochrane.org/ja/CD005532/ARI_fei-yan-noyu-fang-tozhi-liao-nidui-surubitaminc
という研究結果があります。
簡単にいうと
・ビタミンCを摂取すると免疫力、予防効果、回復量が上がる
・コスパがいい
・薬とは違い安全性が高い
ということです。
ビタミンCに関しては日常的に手軽に摂取することが可能。
しかも大半の人は摂取することを苦痛と感じないでしょう。
さらに摂取しまくっても安全、安い。
これがビタミンCが予防効果が高いと言われる理由です。
ビタミンCに関しては予防効果だけでなく抗酸化作用で肌など体の組織にも良い働きをします。
ビタミンCを含むオススメの食べ物
・ブロッコリー
・ゴーヤ
・柑橘類
柑橘類ならシロップや甘露煮を作っておくとこまめに摂取することができます。
キンカンを使ったレシピはこちら。
【レシピ】風邪に予防に効くほぼ薬!金柑の甘露煮とシロップの作り方
睡眠
免疫機能を高めるにはやはり睡眠は欠かせません。
とはいえ現代社会ではなかなか寝付きにくい世の中。
日本もアメリカも睡眠に悩む人が多い先進国です。
アメリカでは4割の人がなんらかの睡眠の病気を抱えていると言われています。
寝るということは当然体力が回復します。
回復し切らないと免疫力も低下して病気やウィルスに感染しやすくなります。
睡眠をしっかりとる。
というと長く寝ればいいと思われがちです。
8時間寝なければならないと思っている人も多いかもしれません。
ですが実際必要な睡眠時間は
20代 7時間半
30代 7時間
40代 6時間半
50代 6時間
と年齢を重ねるごとに必要な睡眠時間というのは短くなっていくのです。
さらに必ずしも毎日この時間の睡眠時間を確保する必要はありません。
睡眠とは最初の90分が重要である。
この90分をいかに質の良いものにするかが大切なのです。
詳しくはこちら。
不眠関連も書いています。
寝れない場合にもご参考に。
タバコをやめる
肺炎予防だけではありませんがタバコをやめる、禁煙も非常に大切です。
まずタバコを吸っていると免疫力が低下します。
風邪だけでなく癌にもなりやすくなります。
それくらい体に有害ということです。
タバコを吸っていると常に喉の痛み、せき、たんといった症状があります。
これは肺炎の前兆に非常に似ているものです。
これのせいで肺炎の発覚が大幅に遅れ、気づいたときには重症化していることも珍しくありません。
これ以外にも喫煙するということは非喫煙者に比べて口から取り込む機会が多くなるということです。
手洗いに関する予防も有効ですが毎分消毒するわけにはいきません。
タバコを吸うことで手が口に接触する回数が非喫煙者より圧倒的に多くなります。
となると感染するリスクが大幅に上がります。
禁煙できるならマジで禁煙をお勧めします。
まとめ
ビタミンCをとる
=体の免疫機能を上げる
睡眠をしっかりとる
=免疫機能を上げる
禁煙
=感染リスクを減らす
もちろんこれ以外にも手洗いうがいが重要です。
少しでも感染リスクを下げることが重要です。
収束するのはいつか、見通しの立っていない状況ですが日常生活、生活習慣を徹底して整えましょう。