貶し愛という矛盾した心理はただの自己承認欲求であるので不快不可解

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ふと、目に止まったSNSでの投稿。

 

なにやら特定のアーティストを貶しているようだ。

 

そんなにひどいのかな?って要は釣られてみてYouTubeで拝見させていただきました。

そしたら全然悪くないし、Youtubeでの評価もかなり高い。

 

にも関わらずコメント欄は誹謗中傷、とまではいかないけどネガティブなコメントが多かったです。

 

そう言えば「貶し愛」ってわけわからない言葉があった、ということを思い出しました。

これはどうゆうことなのか。

心理学に基づいて解説したいと思います。

 

貶し愛とは言ってる書いてる本人たちは愛情のつもりなんでしょうけど、部外者から見ればただのネガティブキャンペーンですよ、という話。

 

貶し愛という矛盾した心理はただの自己承認欲求であるので不快不可解

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貶し愛

この言葉を知らない方へ。

簡単にいうとツンデレみたいなものです。

 

1個人間のツンデレはまぁさほど迷惑ではないでしょう。

ただ特定の有名人、商品、アニメに貶し愛を発動するとネガティブキャンペーン、下手すると名誉毀損や営業妨害として訴えられるハイリスクな愛です。

 

なんで貶すのか、それは私にはわかりませんがなんらかの個人特有の愛情であるということは確かです。

独占欲に近いものか。

分析するに、その独占欲からの自己承認欲求に繋がると思われます。

 

この解析は後ほど。

 

そもそも貶し愛という矛盾した行為は現代のように入り組んだ社会構造と人間関係により発展したものだと考えられます。

 

過去武士の時代のように上下がしっかりしている社会の中で貶し愛など発動した日にはバッサリ切られるでしょう。

つまり貶し愛とはある意味、人類平等が成し遂げられた証とも言えます。

 

貶し愛すげー、と思うか見ていて不快に思うかは別ですが笑

 

貶し愛とは

読み方:けなしあい
別表記:けなし愛

相手貶す形をとる愛情表現よくない部分・悪い部分ダメ部分列挙することが愛情表出であると捉える観点に基づく言い方

貶し愛と呼ばれるディス行為は、アイドル芸能人アニメ登場人物などを対象行われることが多い。現実世界の恋人対す愛情表現として表出することもある。

相手をわざわざ貶す心理背景如何様にも捉えられる。たとえば、良い部分も悪い部分全て知っているという主張とも捉えられるし、ネガティブ部分までひっくるめて好きという主張とも捉えられる。相手評価下げることで自分と釣り合わせようとする無意識的目論見があるとも捉えられる。相手を「弄る(いじる)」ことが愛情表現捉えている場合考えられる

https://www.weblio.jp/content/%E8%B2%B6%E3%81%97%E6%84%9B

貶すことで得られる特別な存在感

上記のように

貶す

ということは

いい面も悪い面も私は知っている

 

ということ。

恋人同士に置き換えるとなんとなくわかるかもしれません。

 

あいつ、ああ見えて寝相悪いんだぜ

 

これを知ってるのは恋人か家族だけです。

希少な情報を知っているということで自分が特別な存在であると思わせることができます。

 

私、こんなこと知ってるんだ〜!

すごいでしょ!

 

これを承認欲求と言います。

 

ちなみに夫婦において外で会話する際に

「うちの旦那はダメで〜・・・オタクの旦那さん羨ましいわ」

 

これは貶し愛ではなく謙遜です。

まあ本音が混じっている場合もありますが貶し愛ではない。

 

貶し愛が語るファン歴

貶し愛はその対象の悪いところといいところを知らなければいけません。

 

ファン歴が浅ければ貶せるところも少なくなります。

なので貶しまくれるやつ=ファン歴が長い

みたいな構図ができているようです。

 

ファン歴が長いやつほど毒を吐きネガティブキャンペーンを展開する感じですね。

 

貶し愛がもたらす不利益

さてSNSを始めネットでの口コミが簡単に広がる世の中です。

貶し愛がもたらす利益、不利益はなにがあるでしょう。

 

まず利益としては貶す内容全てが嘘ではないので口コミとして信用できるということ。

 

例えば包丁を例に出します。

 

この包丁、切れ味はいまいちだけど10年間切れ味が変わらない。

 

みたいな感じです。

悪いところを教えてくれつつ、その反対も教えてくれていますね。

貶し愛ではこれから足を突っ込もうとしている対象の

ここは危険、これは気をつけろ!

という情報を与えてくれるのです。

 

 

では不利益はどんなことか。

当たり前ですが悪いことを書かれて評価が上がるというケースは稀です。

 

貶し愛という言葉を知らなければ、ただ単にディスられているようにしか見えません。

つまりアンチが多いんだなという認識になります。

 

まだその対象に触れる前に、アンチが多いと知れば新規参入者は減りますね。

 

ただこれが貶し愛をしている人間には好都合な場合があります。

貶し愛は矛盾です。

 

その対象の良さを広めたい

その対象を好きでいる自分はセンスがいい

 

その対象のファンが増えると私の立ち位置が変わってしまう

 

こんな葛藤があると思います。

だから広めたいけど独り占めしたいという気持ちがあるのでこのような貶すという行為を働くのでしょう。

 

トータルして見れば貶し愛は対象にとってマイナスでしかない。

貶しているファンはものすごく投資してくれるとは思います。

 

しかし人は移り変わるもの。

飽きるんですね。

 

となるとやはり新規顧客は必要でしょう。

ですが貶し愛が邪魔をします。

 

少なくとも私だったら貶し愛とかする客は排除したいですね笑

 

貶し愛をしてるやつに関わらない

貶し愛というのは結構多方面にわたり危険な行為であると解説してきました。

 

まぁそもそも悪口を言いまくっているやつとは仲良くできないです。

悪口を聞いて気分が良くなるのは同じ対象を嫌っている場合くらいじゃないですかね。

 

少なくとも私は悪口、陰口はそんなに言いません。

ボソッと

あいつはクソだ

 

あれはない

 

そんな程度です。

ボキャブラリーが足りんのか悪口が続かないんです。

子供みたいに

バーカバーカ

しか言えないようなものです。

 

あとは悪口言ってると虚しくなりますね。

貶し愛同様相手の策略に乗ってネガティブキャンペーン、炎上商法に参加してるんじゃないか?なんて思うことがあります。

 

炎上商法では最近レペゼン地球がとてつもなく炎上し、念願であったドーム公演を中止する事態となりました。

なんとも勿体無いなという気持ちとうまい炎上商法かも?と思って見守ってしまいました。

今回はちょっと反社会的要素が多すぎたということでしょう。

 

とは言え私は炎上商法は怖いのでやらないでおきます笑

 

悪口、陰口、炎上商法、貶し愛

これらの行為に参加すると自分に必ず飛び火します。

簡単に言えば近いうちに非常に面倒なことに巻き込まれるかも知れない。

ということです。

 

また好きなものを貶されてイラっとしない人はいないと思います。

なので貶し愛という矛盾行為をする人間が近くにいたら、なるべく距離を取ることをお勧めします。

 

最後に・・・なんかdisろうかと思いましたが思いつきませんでした。

私は昔、売れっ子ホストだった頃

懐かしの「ホスラブ」というホスト専門の掲示板でめちゃくちゃディスられてました。

有名税だと思ってスルーしてました