お酒は筋トレを無駄にする?アルコールが筋肉に与える影響

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日頃お酒は飲みますか?

 

私はほとんど飲みません。

以前はお付き合いとかなんとなく飲んでいましたが、現在はほとんど飲む機会がなくなりました。

 

禁煙は気合入れて取り組みましたが酒は自然と飲むのをやめました。

というのも移動は車中心になったり、子供もいるので家で飲むのをやめたら年に1回程度となりました。

 

さて今回は筋トレと飲酒の関係について解説しようと思います。

 

酒を飲むと筋肉が分解される、という話がありますが実際はそんなことありません。

 

酒飲みはヒョロヒョロかって話になりますからね。

少なくとも筋トレに酒はプラスよりはマイナスに働きます。

飲酒するとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、これが筋肉を分解すると言われています。

 

ですが飲み方を工夫すればなんの問題もありません。

 

お酒は筋トレを無駄にする?アルコールが筋肉に与える影響

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酒はそもそも人体に無害ではありません。

適度な酒は健康にいいとも言われますが総合的に見てみれば体にいいものではないでしょう。

 

本来、生物的には酔っぱらうというのは異常行為ともいえます。

野生でしたらすぐ死ぬます。

 

なので酒は健康とは言い難いものなのです。

 

いい点としては社交やストレス発散につながるという点。

また美味しいという点が挙げられます。

 

余談ですが悪いことがあったり、イライラしたり

酒を飲んで忘れよう。

そう思うことはありませんか?

 

実はこれは逆効果で酒を飲み、酔うことでその手前の記憶を定着させてしまうのです。

つまり失恋して、悲しくて焼け酒すると今後ずっと記憶が定着して思い出しやすくなるのです。

 

さて、お酒が与える筋肉への影響について。

メリットから解説します。

 

酒を飲むメリット

酒は基本的には肉体的にいい影響をもたらしません。

血の巡りがよくなる?くらいでしょうか。

 

しかし精神的効果はあります。

もちろん人によって効果は異なります。

 

酒を飲まない、禁酒する

となるとストレスがかなりかかります。

この状態は冒頭でも説明したようにコルチゾールの働きで筋肉を分解する可能性もあるでしょう。

 

ということは飲んでも、我慢して飲まなくても一緒ということです。

 

週末のご褒美として飲むのはチートデイ同様、かなり効果をもたらします。

飲み過ぎもよくないですが一番悪いのは我慢。

それによるストレスです。

 

あまり気にする必要はないのかもしれません。

 

ではいい面の次はデメリットを・・・

デメリットの方が多いです。

 

テストステロン減少で筋肉が発達しない

テストステロンとは主に体の発達に関わるホルモンです。

筋トレや運動を行うとこのテストステロンの分泌が多くなり、筋力を増やしてくれます。

もちろんその素材としてタンパク質が必要です。

 

アルコールを摂取するとこのテストステロンの分泌が大幅に減少するとも言われています。

 

と言うことは筋トレをして、プロテインを飲んで超回復し始めたところにアルコールを入れてしまうと回復しなくなる。

つまり筋トレが無駄になる、可能性が出てきます。

 

なので毎日の筋トレは最高ですが毎日の飲酒はあまりいいものではありません。

 

コルチゾールの影響で筋肉が分解される

冒頭にも書いたようにアルコール摂取によって分泌されるコルチゾールというストレスホルモンには、血糖値をコントロールする働きがあります。

 

このコルチゾールにはエネルギー源となるグリコーゲンを生み出すために、筋肉の分解を促進させてしまう作用もあるのです。

これはダイエット、減量と似たメカニズムです。

 

栄養が足りなくなった体では不足したエネルギーを補うために体の組織を分解してエネルギーに変換します。

これは全てが脂肪からエネルギーを生み出してくれればいいのですが、筋肉からも引出します。

 

多くの研究でアルコールが筋トレの筋合成効果を阻害するという結果が発表されています。

 

無駄なカロリーを摂取してしまう

酒を飲む人、飲まない人では当然摂取カロリーが異なります。

 

酒を飲まなくてもジュース飲むじゃん?

と思うかもしれませんが通常の場合は酒を飲む量の方が圧倒的に多いです。

 

コーラ一本にたいして

ビール一本で飲み会を終えることはありますか?

 

飲めない人でない限りあり得ませんよね。

 

またアルコールのほとんどは糖質です。

と言うことは糖質制限ではなくなる。

即脂肪に繋がりやすい飲み物と言えるでしょう。

 

比較的アルコールの糖質はエネルギーとして使われやすいものですが、飲む量が多くなれば当然脂肪として蓄積されます。

 

さらにアルコールには食欲増進作用があります。

しかも糖質や脂質を食べたくなるんです笑

 

おつまみにしたって実際は結構なカロリーがあるものが多い。

 

ご飯はあまり食べないが晩酌をする。

なぜ太る?

と思う方も多いかと思います。

 

極端なことを言えば酒を飲むのはデブ活でもあるのです。

 

内臓に負担がかかる

筋トレをすると体に大きな負担がかかります。

筋肉だけでなく、内臓にも負担がかかります。

 

そこへアルコールを入れてしまうとやっぱり体に負担がかかります。

過剰負荷となり、胃もたれをはじめとする諸症状が出てしまいます。

 

頭痛なども起きやすくなります。

 

ちなみに最近少し良くなりましたがプロテインは胃への負担が大きいものです。

タンパク質自体、人によって相性があり結構負担となっていることも多くあります。

 

上手な酒の飲み方

では筋トレとお酒はうまくいかないのか。

 

酒は嗜好品。

コーヒーのように筋トレにいい作用をもたらすものではありません。

 

とは言えタバコよりは断然マシです。

 

筋トレを行った後の飲酒は避けましょう。

筋トレ後は超回復のため筋肉の補強作業に体は忙しいです。

 

その作業をアルコールで妨げたり、悪影響を及ぼしてしまっては筋トレが無駄になります。

 

最低でも筋トレをした日は飲まない。

いや筋トレをしたら酒を飲まない方がいいでしょう。

 

休息日に酒を飲むのがいいのではないでしょうか。

精神も筋肉同様適度なリラックスが必要です。

 

飲むのがいけないとか、そういった問題よりも我慢によるストレスの方が体には悪いのです。