【錐体外路】自宅で出来るアカシジア・ジスキネジア応急措置、対処法

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日本の人口の大半は常になんらかの薬を服用しています。

不健康だから、というわけではなく医学の進歩による体に起こるちょっとした異変違和感を取り除けるようになったためです。

 

しかし近年、学者の間では薬やなんらかの外科的措置を行うことで本来の人間が持つ治癒力を落としてしまうとも言われています。

私が最近読んだ歯にまつわる論文は歯を削るから虫歯が悪化すると書かれていました。

 

というのも軽度の虫歯であれば唾液の力などで自然に直すことができる。

しかし器具を使って削るとその部分のエナメル質はなくなるし、他の部分に細かい小さな亀裂が入り、そこから殺菌が入って虫歯を悪化させるそうです。

 

削るよりはレーザーで焼いた方がいいそうです。

また神経を抜く措置、抜髄ですがこれをしてしまうと歯に栄養が行かなくなり、脆くなり、寿命が短くなるので行なってはいけないと書かれていました。

 

 

話がそれましたが今回は錐体外路障害について書こうと思います。

 

【錐体外路】自宅で出来るアカシジア・ジスキネジア応急措置、対処法

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錐体外路症状は色々な要因で起こりますがほとんどの原因は抗精神薬による場合が多いです。

精神病ではないから関係ない。

 

そうでもありません。

不眠で受診している場合、薬は睡眠薬でしょうか。

中には鎮静効果で睡眠を促す向精神薬が処方されている可能性もあります。

 

鎮静効果がある向精神薬は

・クエチアピン 

・ルーラン

他にもあります。

 

これらの薬は主に鬱に働きかける薬です。

同時に鎮静作用により眠くなり薬でもあるため睡眠薬と併用、または単体で処方されることがあります。

 

これらの薬が危険か、と言われれば決してそういうわけではありません。

鬱症状の緩和に効果を発揮します。

 

ですが飲んでいるとある日突然、錐体外路障害を起こす場合があります。

予兆としてはなんとなくムズムズしたり、落ち着きがなくなったりします。

この直後〜数日がに着座障害など本格的な症状が現れます。

 

発症するタイミングは服用後1時間程度で起こります。

錐体外路障害が起こるときには服薬数関係なくなります。

 

初めてなるとどうなってるんだ!と不安になりつつ、とにかく不快感が続きます。

 

じっとしていられない

聞くだけですと大したことが内容にも聞こえます。

しかし実際になってみると本当にしんどいです。

そしてパニックに陥ります。

 

もし、錐体外路障害になったときの対処法をご紹介します。

 

代謝をあげて薬を抜く

アカシジアなどになっている場合、寝て待つというのは絶対無理です。

仮にも寝られるならまだ錐体外路障害ではなく、予兆段階です。

 

私もアカシジアになる数日前は布団に入ると動悸、なんとなくムズムズする感じがしました。

ちなみに布団に入ると動悸がする、というのは錐体外路障害だけでなく、不眠症・不眠恐怖症でもなりうるものです。

 

もし錐体外路症状が発生した場合、薬を抜く必要があります。

薬が抜ければ症状は収まります。

 

薬を抜くにはどうしたらいいか。

とりあえず代謝をあげましょう。

 

無理ない範囲で水をガブガブ飲めばそれだけ排出が早まります。

また荒療治ですがじっとしていられないならエクササイズばりに運動してしまうのもてです。

汗をかけば代謝が高まります。

 

吐くというのはあまり効果がありません。

すでに体内に吸収されて巡って起こった障害ですのでときすでにお寿司。

 

薬の半減期

薬にもよりますが飲んで1,2時間で最高血中濃度に到達します。

このときに錐体外路症状が一番強く現れるのです。

 

時間が経てば血中濃度は下がり半減期を迎えます。

これくらいになると症状も落ち着くでしょう。

 

錐体外路障害の対処法は、時間が経つのを待つしかないとも言えます。

もし病院がやっている時間であれば問い合わせて診てもらいのが確実です。

 

ただこれらの症状が起こるのは就寝前に薬を服用した場合です。

深夜ですので病院はやっていません。

救急の精神病専門もありますがはっきり言ってお勧めしません。

 

仮にもこの救急病院に搬送された場合、無垢な鍵付きの部屋に収容されます。

これは一晩であっても耐えられるものではありません。

極度に追い詰められた状態ならなんとかなるかもしれませんが、精神的にはまあまあ普通で錐体外路障害だけでしたら相当きついと思います。

 

さて薬の半減期ですが抗精神薬は比較的早い薬です。

半減期は4時間〜6時間程度です。

服薬からこの時間ですので症状を耐えるのは最短で3時間程度です。

 

先ほど書いたクエチアピン (セロクエル)は錐体外路症状が出たときに鎮静薬として処方されることがあります。

人にもよりますが100mg1錠でそれなりに抑えられるはずです。

が、こちらも血中濃度が上がるのに時間がかかるので耐えなければいけません。

 

対処法は代謝を上げる

まずは最短で病院に行きましょう。

もし病院がやってない時間であればひたすら耐える、待つしかありません。

 

水を飲んで早く薬が抜けるようにしましょう。

私も一度アカシジアになりましたが歯の痛みと同様に経験したくない症状です。

今飲んでいる薬が錐体外路症状を引き起こすか不安になったらググってみてください。

 

同じような症状で悩んでる人が情報を提供してくれる場合があります。