今回ご紹介するのは映画ダイナーで登場するどす黒く、若干グロテスクな感じがするバーガーのバンズの作り方です。
バーガーの作り方と一緒に書こうと思ったんですが思いの外長くなるので
・黒バンズ
・パテなど中身
に分けます。
黒バンズは市販でもなかなか売っていません。
となればやはり作るしかないですね。
映画ダイナーのメルティリッチを見たことがない方へ
これがそのバーガーです。
いちごソースとチーズがまた美味しいんです。
食べにくいけど。
さらに突っ込めばバンズ黒い必要ねぇし笑
とはいえ料理は見た目も重要。
こんなインパクトのあるハンバーガーはそうそうあるものではないでしょう。
それでは黒いバンズの作り方をご紹介したいと思います。
材料
3、4個
・強力粉 200g
・40℃程度のぬるま湯 100ml
50度超えると発酵しません。
・無塩バター 15g
・砂糖 15g
・塩 ひとつまみ
・ドライイースト 3g
・卵 1個
・食塩竹炭パウター 10g
なかなか売っていないので食用色素でも。
今回これ1箱使いました。
生地の作り方
ボウルに強力粉200g、食用色素、砂糖15g、塩ひとつまみ、ドライイーストを入れます。
ここで粉同士を軽く混ぜます。
そこへぬるま湯、溶き卵を入れます。
卵ですがのちに焼くときに表面に塗るので大さじ1杯程度残しておいてください。
ゴムベラなどでよくかき混ぜ粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
最初のうちに手で混ぜると手にものすごくつくのでゴムベラなどがいいです。
あらかた粉っぽさがなくなりまとまってきたら手でこねます。
押し込んだり、叩いたり、投げたりして生地を混ぜ合わせていきます。
ある程度混ざったところで室温に戻しておいたバターを混ぜ込みます。
バターを最初から混ぜてもいいんじゃない?
と思って試したところベタつきがすごくてこねるのが難しくなりました。
やはりこのタイミングでバターを入れましょう。
特に今回の生地は黒いのでどれくらい混ざっているか一目瞭然。
綺麗にまとまったらラップをして一次発酵させます。
30度程度で1時間放置すると2倍くらいの大きさに膨らみます。
セルクル 型枠作り
一次発酵させている間にバンズを焼くときの型枠を作ります。
すでにセルクルをお持ちの場合は必要ありません。
セルクルがない場合は牛乳パックで作ります。
バンズの大きさは使うオーブンに合わせます。
なので天板に乗るように型枠を作ったほうがいいです。
牛乳パックをきり、適当なサイズに丸め、ホチキスで止めます。
これはバンズだけでなく、スフレパンケーキでも使えます。
とはいえ衛生的に使い回しはオススメしません。
この型枠の内側にサラダ油を塗っておきます 。
ベンチタイムと二次発酵
1時間ほどたつと生地が2倍近く膨らみます。
まずはガス抜きを行います。
その後3または4分割し、ベンチタイム。
濡らして固く絞った付近を上にかぶせ10分程度おいておきます。
私はキッチンペーパーを使いました。
オーブンの天板にクッキングシートをひき、作った型枠を乗せます。
そこにベンチタイムを終えた生地を入れます。
コツとしては型枠に入れたら少し潰しておくと発酵しやすくなります。
この状態で1時間放置します。
発酵が終わるタイミングを見計らい、オーブンを210度に加熱しておきます。
黒いバンズを焼く
二次発酵が終わったら表面に溶き卵を塗っていきます。
これをすることでパンの感想が防げます。
また艶が出るようになります。
あとは210度のオーブンで15分焼きます。
オーブンの性能によって焼け方が異なるので様子を見ながら焼きましょう。
黒いから焦げてるの変わりにくいですが焦げたら焦げた匂いがします。
いい感じに焼けました。
焼けたら型枠を外し、粗熱をとります。
完成
お疲れ様でした。
ひとまずバンズの完成です。
バンズは3日程度は持つので先に作っておいたほうが楽です。
メルティリッチのパティやソースは結構手間がかかります。
では次回メルティリッチ完成までを書きたいと思います。