FJクルーザーの後部座席について書こうと思います。
トヨタから発売されていた(過去形)FJクルーザー。
サイズは国産車の中では大型SUVになる
全長×全幅×全高(mm)
4,635×1,905×1,840
となっています。
寸法だけで見れば通常の車に比べて大型ですが、この車・・・
実は後部座席がめちゃくちゃ狭い、おまけみたいなものです。
FJクルーザーは実質2人乗り?後部座席が狭いしドアが開けられない
外見はランドクルーザー、プラドと比較すると少しずんぐりした感じ。
FJクルーザー最大の特徴とも言えるのが観音開きのドア。
一見2ドアに見える車ですが観音開きとなっています。
観音開きもロールスロイスのような感じではなく、スポーツカーなどのちょっとした開口だけです。
そういった面もあり、後部座席はスポーツカーの後部座席同様、おまけっぽいところがあります。
後部座席は狭い
まず運転席。
通常、平均より少し大きい私が運転席に座るとこうなります。
この状態で後部座席に乗るとこう。
足の自由度はほぼありません。
ピッタピタになります。
大人の男性が後部座席で長時間乗るのは結構しんどいと思います。
後部座席からドアが開けられない
観音開きという画期的なデザインですが問題がいくつかあります。
まずは後部座席からドアを開けることができません。
ドアを開ける手順は
・運転席(助手席)のドアを開ける
・後ろ側のドアを開ける
⇨これは後部座席からもできます
前のドアを開けるには中央から体を乗り出して開ける必要があります。
が、開閉の速度や具合を制御できないので横にある車にぶつけてしまうリスクもあります。
また後ろの人を下ろす際には運転席、助手席はシートベルトを外さないといけません。
これはちょっとした乗り降りには面倒かも。
二人乗りとして見れば問題なし
後部座席を使う場合はデメリットが多いです。
ファミリーカーには難しいかもしれません。
しかし運転席、助手席はゆったりと広々とした空間なので快適に過ごすことができます。
同クラスであるプラドと比較したら好みが分かれそう。
また家族構成によっても選び方が変わりそうですね。
独特、個性的ならFJクルーザーおすすめです。
私はこれまでずっと乗ってきました。
新車で買って9年目。
当時は一人だったり、彼女乗せたりだったので気になりませんでしたが今では結婚して子供もいます。
そうなるとやっぱり乗り降りとか長時間の運転は後部座席に座る家族に負担がかかります。
今回はプラド ブラックエディションに買い換えることにしました。
9年乗っていた、という事実からお分かりかと思いますが後部座席以外に不満がない車でした。