毎年毎年夏は30度超当たり前。
最近では35度も普通になってきました。
夏といえば夏バテする時期です。
汗もたくさんかき、食欲も失せてきます。
そんな季節なら痩せそうなもんですが何故か痩せない。
今回は夏は痩せにくい件について書こうと思います。
こんなに暑い!汗をたくさんかくのに夏痩せにくい理由
夏は季節の中で1日の体重差が大きい季節です。
なんとなく想像つくかと思いますが体重差が大きい理由は水分の移動が多いためです。
汗を大量にかき、水分を多く取る。
人にもよりますが2kg前後変化する人もいます。
なので家帰って体重測ったら減っていた!
というのは決して喜ばしいことではありません。
これは単純に水分が抜けているからということです。
ちょっと食事したり、何か飲んだらすぐに元に戻ります。
水分の移動が頻繁ならついでに痩せるようにも思えます。
うまく機能すれば痩せることができるのですが、夏痩せにくいのは食生活に問題があります。
夏痩せにくい理由は糖質
いうまでもなく糖質は太りやすいのはご存知かと思います。
正確には糖質は太りやすいわけではなく、吸収も良くて貯蔵しやすい。
また痩せにくい体質になりやすい栄養素です。
糖質とはエネルギーに直結する栄養素。
これが使われないと脂肪として貯蔵に回ります。
糖質制限が痩せるのはエネルギーを摂取しないことで貯蔵している脂肪を使うようにする。
または摂取した脂肪を糖質と同じようにエネルギーに使用することで痩せる、太りにくくする方法です。
やってしまいがちなのが
糖質は太る
脂質は太る
として両方カットしてしまう。
これは体が明らかな栄養不足となり、積極的に消費しなくなるため太りやすくなります。
食べてないのに、食事を我慢しているのに痩せないとか地獄でしかありません。
糖質ばかり食べてませんか?
夏バテ気味だと食欲が失せます。
そんな中食べようと思うものはなんでしょう?
ステーキとかはまず無いですよね。
そうめん、うどんなど冷たい麺類が多いのでは無いでしょうか。
結論ですがこれが痩せにくくしている原因です。
まず今まで書いたように糖質を多く取るということはエネルギーを多く摂取する。
多く摂取して使わなかったものは脂肪として貯蔵します。
冷たい食品とは内臓に意外にも負担をかけるものです。
熱すぎるのも問題ですが冷たいものというのは内臓の働きを弱めます。
人体は冷やすと働きが弱まります。
なので冷たいものを食べると体のエネルギー消費が少なくなります。
しかもそれが糖質であれば貯蓄一直線。
冷えが痩せにくくしているのはご存知の通り。
代謝が高くなると体はぽかぽかします。
これを冷却するということは代謝を下げる行為です。
気分的には涼しくていい感じの冷たい食べ物ですが痩せるという観点から見るといいものではありません。
冷たくても体にいいもの
冷たいもの全てがダメというわけではありません。
冷たい食べ物は熱のこもった、オーバーヒートしそうな体を冷却し適正体温に戻してくれます。
熱中症予防には冷たい食べ物はいいのです。
太りにくい冷たい食べ物とは主に野菜や果物です。
トマト、きゅうり、スイカといった夏野菜はうってつけの食べ物です。
これらは積極的に食べていくべき食材です。
夏野菜は紫外線から身を守る、抗酸化作用のあるβカロテン、ポリフェノール、ビタミンC、ビタミンE
体の水分量を整えるカリウムなどが含まれています。
これら以外にも夏野菜、いやその時期の旬の野菜というのは季節を乗り切る上で非常に優秀な食材なのです。
野菜だけでなく旬の魚も体にはいいものがたくさんあります。
対策方法
個人的に夏はダイエットに向いている時期では無いと思っています。
少し間違えれば栄養が偏り夏バテに。
運動すれば熱中症のリスクもある。
なので運動の秋に期待したいところです。
夏に痩せるのであれば食生活を大きく見直すことです。
冷たいものはほどほどに。
冷たいものを食べるなら夏野菜や果物。
糖質ばかり食べない。
タンパク質をしっかりとる。
適度な空調というのも必要です。
寒すぎるのもダメですが電気代節約でクーラーを使わないのもNG。
寝苦しいならクーラーを使いましょう。
睡眠の質が低下すると代謝が落ちて太りやすくなります。