イタリアで超人気パスタ【カチョエペぺ】のレシピ

スポンサーリンク

皆さんは

スパゲティ・カチョ・エ・ぺぺ

をご存知ですか?

 

日本ではあまり馴染みのないパスタかもしれません。

しかしイタリア、ローマではこのパスタが無い店を探す方が難しいというほど超メジャーな人気メニューなんです。

 

人気メニューではあるものの作り方は至って簡単。

むしろ簡単すぎて怖いレベルです。

 

以前ご紹介した「貧乏人のパスタ」と言われる

キターラ・デル・ポヴェレッロ

よりさらにシンプルです。

 

では作り方をご紹介していきます。

 

イタリアで超人気パスタ【カチョエペぺ】のレシピ

このカチョ・エ・ペペ

材料は

・スパゲティ

・ペコリーノチーズ

・ブラックペッパー

 

だけというシンプルさ。

これ以上何も減らすことはできないだろうという極限のパスタです。

 

元々は

早い!安い!うまい!

の三拍子揃った庶民のパスタでした。

 

日本の漬物がシンプルだが味わいが深いのと同様にこのパスタもシンプルが故の深みがあります。

というかシンプルが故に技術で味わい深さを出す、ともいえます。

 

しっかりとしたコツを抑えれば誰でも簡単に作れますよ!

 

美味しく作るために理解しておくべきこと

このパスタを美味しく作るために理解しておくべきことがあります。

 

それはどの様にパスタ、スパゲティに味をつけるかということ。

 

このカチョ・エ・ぺぺ

主な塩っけは茹でるときの塩とチーズの塩だけです。

 

よくパスタはオリーブオイルで炒めるイメージがあると思います。

しかしこのカチョ・エ・ぺぺにオリーブオイルは使いません。

 

茹で汁を使ってチーズを溶かし、それをパスタに吸わせる

これがカチョ・エ・ぺぺの真髄と言えます。

 

材料

・パスタ 1.6mmくらいがいいかも 1束(80g程度)

・ペコリーノチーズ お玉いっぱいくらい

ペコリーノは売ってなかったりするのでパルメザンでもそれっぽく作れます。

・ブラックペッパー 適量

 

パスタを茹で、ペコリーノを擦り下ろす

パスタを茹でます。

1lの水に対して塩は10g

と覚えてください。

小さじ山盛り一杯くらいです。

 

ペコリーノチーズはこんなやつです。

f:id:kyoya7zon:20200405132652j:plain

結構でかいです。

小さいのを見かけたことがない・・・

 

成城石井、コストコで売っています。

1500円くらいです。

大きいので高いわけではないと思います。

 

これをすり下ろして用意しておきます。

f:id:kyoya7zon:20200405132817j:plain

 

ペコリーノチーズは二回に分けて使います。

1回目は茹で上がったスパゲティと和える

2回目は仕上げに上から振りかける

 

最初に2/3使い、仕上げに1/3使うイメージです。

 

ペコリーノチーズとパスタを和える

フライパンにパスタの茹で汁、お玉いっぱい分入れて弱火にかけます。

f:id:kyoya7zon:20200405133048j:plain

そこに茹で上がったスパゲティを入れます。

水をそんなに切る必要はありません。

ずぶ濡れ状態でOKです。

 

弱火のまま、スパゲティにペコリーノチーズ、ブラックペッパーをかけます。

f:id:kyoya7zon:20200405133154j:plain

 

これをよくあえて水分と一緒にチーズをスパゲティに染み込ませます。

 

注意

このパスタはしっとり系です。

乾燥させすぎはNGなので手際良くチーズと和えましょう。

汁がたれないくらいになったら完成です。

仕上げ

f:id:kyoya7zon:20200405133348j:plain

最後にペコリーノチーズ、ブラックペッパーを振りかけて完成です。

 

ブラックペッパーは多めの方がピリッとしてていいと思います。

 

 

非常にシンプルではありますが、それが故に難しい。

簡単に早く作れるので忙しいときにでも作ってみてはいかがでしょうか?

 

スパゲティにチーズと一緒に水を吸わせることがこのレシピの完成度に影響します。

私は納得が行ったのは5回目でした。

 

それくらい微妙なタイミングなんです。

奥が深い。だから面白い。

 

是非お試しください!