平成から令和へ。日本はなぜ元号を使い続けるのか

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こんにちは。

先日新元号「令和」が発表されました。

平成を生き抜いた私からすると「私の時代が終わった」ように感じられます笑

その反対に新時代の幕開けにどことなく期待を抱いております。

 

そこでふと思い当たったのが他の国に元号はあるのか?なぜ元号を使い続けるのかと言う点です。

今回書いていくのはあくまで私独自の考えなのでそこまで深く気にしないでください笑

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元号を使っている国

現在元号を使っている国は圧倒的に少ないです。

・日本

・中国

・ベトナム

・朝鮮民主主義人民共和国

です。

日本の元号はご存知の方も多いように大化の改新から使われ始めました。

 

中国においては最も古く紀元前から使用されていたとの事です。

辛亥革命(1911年)によって清が倒れると元号は廃止されました。

その後満州などでは使われたりしています。

 

ベトナムは中国から独立した970年〜1945年まで使用。

その後1945年にベトナム八月革命が起こりがベトナム民主共和国ができると君主制が廃止され、それに伴い元号が西暦に統一されました。

 

北朝鮮は金日成が定めた「主体」と呼ばれる元号が1912年から現在も使われています。

 

このように大半の国では元号は使用されず、今では日本独自のものと言っても過言ではないかもしれません。

 

平成から令和へ。日本で元号が使われ続ける理由

日本は大化から現在で247個存在します。

明治時代前には元号が今より頻繁に変えられていました。

災害が起きた場合にも不吉などを理由に変える理由でした。

日本では天皇を象徴とする国であるため元号は権力の象徴とも言えるものです。

 

日本が元号を使い続けるには様々な理由があると言われています。

例えば元号を批判する国がないと言う点。

昭和と言う元号に強く反発する国はあれど、元号全体を批判することは稀です。

元号を使い続けるデメリットがないのも理由と考えられます。

 

また西暦に統一したところで便利だと言うメリットもあります。

確かに書類などで書く時、西暦だとスラスラ書けても元号だと迷ってしまうこともあります。

とはいえこれだけを理由に元号を廃止する理由にはならないと思います。

あえていえば書類など全てを西暦に統一すればいいだけの話です。

月でもそうですよね。

和風月名があり、5月は皐月と言うように別名が存在します。

 

元号を使った際の不都合

元号を使うデメリットについても調べてみました。

・未来の時間を書くのが難しい。

今回は事前に退位されるのがわかっていたので対応できましたがいつ終わるかわからない元号ですので平成40年など記載するのが難しい点があります。

・日本でしか通じない

海外では元号の概念がないので「平成生まれ」と言っても通じません。

・1年に元号が2つになる

今回は2019年4月までは平成、5月からは令和になります。

2019年には元号が二つあることになるので少しややこしくなります。

また年越しとともに元号が1年上がるので大正から昭和では、あっという間に昭和元年が終わりました(12月に元号改変)。

・元号変更に伴いコストと時間がかかる

突如元号が変更される場合、各所で変更せざるを得ないため莫大なコストと時間がかかります。良く言えば経済効果も期待されそうですが働く側は必死です。

過去には年賀状の取り扱いを中止したこともあります。

 

元号の問題とは別ですが年度もややこしいですよね。

今年は平成31年度だけど令和元年と二年の世代になります。

と言うことは元年の年度がないことになるのでしょうか。少しややこしいです。

 

まとめ 

ややこしいところもありますが元号はカジュアルな使い方でいいと思っています。

今更、無くす理由はないかなと言うのが本音です。

 

一つの時代としての区切り、象徴として元号があるといいですね。

今でも新元号で盛り上がっているところを見ると経済効果もあるように思えてきます。