こんにちは。
今回ご紹介するのがカルボナーラのレシピです。
一見難しいように思えるカルボナーラですがちょっとした工夫とコツさえ分かれば割と短時間で本格的なものが作れるようになります。
作り始めた当初の悩みは卵が固まってダマになってしまい見栄えが悪い、お店のと何か違う。
私はこの問題にぶち当たりました。
先に結論から言うと全卵を使うと固まりやすいです。
白身がどろっと固まりパスタとうまく絡まないといった失敗を生みます。
対処法としては黄身だけを使用する。
全卵を使う場合であれば加熱せず、あと乗せで各自で混ぜていただくといったことで見栄えも良くおいしく仕上げることができます。
聞いた話ですが平成の前の時代、山中湖にある合宿場で、まだカルボナーラが一般食でなかった時代。
クリームパスタの上にいり卵が乗っていたそうです笑
スクランブルエッグのような半熟ではなくいり卵。
一体どの様なものだったのか気になります。
これは私の父の学生時代のお話。
それでは調理法を紹介します。
材料
2人前
・ベーコン
・にんにく1片
・卵黄
・粉チーズ(スライスチーズやナチュラルチーズでも可)
・生クリーム 100cc
・牛乳 100cc
・白ワイン 小さじ2杯
・コンソメ顆粒 大さじ2杯
・塩 調整用・パスタを茹でる用
・ブラックペッパー
・パスタ2束(200g)
ベーコンとニンニクで香りを出す
カットしたベーコンと砕いてみじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで炒めます。
白ワインを入れてアルコールを飛ばし、ベーコンに焼き色がつき脂が出てくるくらいまで。
焦げすぎない様に注意してください。
焦げてしまうと完成時にソースが茶色くなります。
ソースを作る
ボールに卵黄、生クリーム、牛乳、コンソメ顆粒を入れてよく混ぜる。
コンソメキューブを使う場合は鍋に牛乳などを入れる時に一緒に入れてください。
しっかり混ぜ合わせ、少し泡が立つくらいになればOKです。
口当たりまろやかになります。
全卵あと乗せにする場合はここでは卵を入れないでください。
一旦火を止め、そこにボールのものを入れて混ぜ、チーズを入れる。
チーズが溶けるまで混ぜる。
火を止めておかないと卵が一目散に固まり始め、ダマになりやすくなります。
パスタを茹でるコツ
沸騰したお湯に塩を小さじ2杯程度入れてパスタを茹でます。
時間設定はパスタの時間表示からマイナス1分。
1分早く上げることでアルデンテに仕上がりますし、ソースと絡めていることでパスタがふやけてしまうことを防ぎます。
茹で汁をお玉2杯分フライパンへ。
カルボナーラソースの塩気と水っ気が足りている場合は不要です。
この時に水を調整することで濃厚か、スープパスタか調整することができます。
ソースの味の濃さ調整しパスタとあえる
ソースはここで味の調整。足りないな、と感じるものを追加する。
この作業は人によって異なります。
と言うのも使用しているベーコンの塩加減、パスタの茹で汁の塩の濃さによって左右されるからです。
最後に茹で上がったパスタとソースを絡めれば出来上がり。
ここで火を入れると水分が飛び濃厚なカルボナーラに仕上がります。
全卵を投入する場合ここで入れても大丈夫です。
ただし火からおろして余熱で仕上げましょう。
皿に盛り付けた後、トッピングのように卵を中心に落としてもいいでしょう。
むしろ全卵を使用する場合、これが一番見栄えも良く口当たりがいいかもしれません。
卵が固まらない様にするコツは混ぜる時には火を入れない。
しっかり混ざった後はダマになりにくいです。
逆にいえば全卵を入れる場合、これでもか!と言うくらい混ぜてれば固まりにくいともいえます。
皿に盛り付けてブラックペッパー、パセリなどを加えると彩、香りがたちます。
いかがでしたか?
簡単とはいえ多少の手間がかかるカルボナーラですが美味しさは保証します!
是非お試しください!
ちなみに牛乳やチーズの量を変えればスープパスタのように、もっと濃厚に仕上げることができます。お好みで調整してみてください!