バセドウ病が自然治癒していた時期があった

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先日私がバセドウ病になった経緯をご紹介しました。

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現在投薬治療中で遊離サイロキシン(FT4)などが正常値に近づいています。

改めて薬はすごいんだなと実感しています。

 

薬で異常値が解消され始めましたが実は投薬前に自然に良くなった時期がありました。

その直後に投薬したので、実際どれくらい自然治癒したかはわかりませんが明らかに体調が良くなったのでその話をしたいと思います。

バセドウ病が自然治癒していた時期があった

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元々私は数週間もの間

 

・発熱

・倦怠感

・手汗

・手足の震え

・頻脈(130)

と言った風邪のような症状が続いていました。

風邪薬を飲んだり、栄養ドリンクやビタミンCを摂取したり色々しましたが良くなることはありませんでした。

 

2週間続いたところで前回の記事で書いた通り大きな総合病院に行き、バセドウ病と診断されました。

治療方針は詳しくは存じませんが精密検査をし、バセドウ病の疑いと言われたその日は脈を抑える薬のみ処方されました。

甲状腺の薬は処方されませんでした。

 

また1週間後にきてくださいということで帰宅。

 

風邪っぽい症状などが起きたら消えた

不思議というかびっくりしたんですけどある日起きたら何週間も続いていた倦怠感がなくなっていました。

この時の体の軽さには驚きました。

 

人間ずっと倦怠感に苛まれると慣れてきます。

それが一気になくなると体が軽く、テンションが上がります。

 

この時点で甲状腺の薬は飲んでいません。

そしてそのまま2回目の病院へ。

 

そこで発覚したのが遊離サイロキシン(FT4)が下がっていました。

1回目の検査では 7

今回の検査では 4

 

基準値の上限は1.8です。

 

わずかではありますがこれが突如下がったことにより体調が良いと感じたと思われます。

この後薬を飲んだので当然FT4は下がり続けました。

 

このことから考えるともしかすると自然治癒の可能性もあるとい言えるでしょう。

 

自然治癒の可能性はあるが

ここ2年ほど、何かと体に関する問題が多いです。

 

歯髄炎になって痛すぎて泣いた

不眠症が悪化した

 

などなど。

これらで学んだのは自然治癒する可能性もあるが早めに手を打ったほうが予後がいいということ。

例えば親知らずが腫れたりして抜くのを躊躇った。

 

そうすると親知らずの手前の奥歯の虫歯が進行し歯髄炎になる。

歯髄炎になったら神経と取り除いた後に銀歯となります。

 

こんなことになるなら最初から親知らずを抜いておけばよかった。

 

歯は自浄するものではありません。

進行したら削ったりマイナス方向の治療しかありません。

だからそうなる前にどうにかしましょうねと言われているわけです。

 

甲状腺機能亢進症、バセドウ病においても取り返しのつかない症状、合併症があります。

 

合併症に注意 目が飛び出たりします

甲状腺ホルモンなどのコントロールを薬で行います。

コントロールしないと急上昇したりします。

 

よって一度甲状腺関連の病気になるとしばらく薬を飲み、通院し血中濃度を測ったりしなければなりません。

数年の間は基礎疾患として考えておく必要があります。

 

この甲状腺の病気で問題なのは目です。

 

バセドウ病と言われると目が飛び出ると言った印象があるのではないでしょうか。

甲状腺眼症は名の通り甲状腺機能亢進症の合併症です。

 

 

 

遊離サイロキシン(FT4)などをコントロールしないと目周辺で炎症などが起こり、目が飛び出るなどの症状を引き起こします。

なので自然治癒を目指すとこのリスクが拭えません。

 

また甲状腺眼症は甲状腺機能亢進症が治った後でも発症する可能性があります。

 

飛び出た目が治せないわけではありませんがしっかりとした治療で管理するのが必須。

 

治り始めた時に注意したいこと

バセドウ病を患うと痩せます。

頻脈で常にマラソンモードのため基礎代謝が異常に高くなります。

なので食べても太らず、痩せることが多いです。

 

私自身5kgほど痩せました。

食欲があって割と食べてもずっと痩せていきました。

 

しかし、治療が始まったり自然治癒してきて脈が正常に戻ると太ります。

太るというか痩せなくなってます。

 

治療開始し、脈拍も戻り始めたら食事には注意しましょう。

リバウンド同様に激太りします。