今回のレシピはハヤシライスです。
カレー同様国民食とも言えるハヤシライス。
またはハッシュドビーフともいいます。
この名前の由来などは後ほど解説します。
【ハッシュドビーフ】ルーを使わない本格ハヤシライスのレシピ
今回のレシピは1時間以内で作れます。
ハヤシライスは一般的に市販のルーで制作ことが多いでしょう。
現在発売されているハヤシライス、いやカレーもルーの完成度が非常に高くルーを入れただけですごく美味しいものができます。
便利な世の中ですね!
今回のハヤシライスのレシピはそんな高性能のルーは使いません。
デミグラス缶を使います。
これによって何が違うか。
ルーではなくデミグラス缶を使うことでどうなるのか。
答えとしては
・口当たり
・味わい深さ
が圧倒的に違います。
もちろんそれを発揮するためにはいくつかの工程が必要になります。
ハヤシライスとハッシュドビーフの違い
ハッシュドビーフをライスにかけるとハヤシライスになる
と言われています。
実際のところ明確な定義が曖昧です。
イメージ的には
ハッシュドビーフはデミグラスソース中心
ハヤシライスはトマト中心
というところです。
ハヤシライスの歴史も結構曖昧で諸説が多く存在します。
林さんが作った
早矢仕さんが作った
など。
レシピは欧米諸国の料理書に乗っていたものを日本で作ったとも言われています。
元々はスープ類だったものが日本で発展したのでご飯にかけた。
カレーライスと同じような感じです。
もし興味があれば調べてみてください。
私もそうでしたが料理教室などではハッシュドビーフとして習うことが多いです。
材料
3〜4人前
・牛肉(コマ肉など) 300g
いい肉だから美味いというわけではありませんので安いので十分です。
・玉ねぎ 2個
・マッシュルーム 1パック
・バター 大さじ2
・赤ワイン 100ml
・水 50ml
・はちみつ 大さじ1
・コンソメキューブ 1個
顆粒の場合は大さじ1
・デミグラスソース 1缶
・中濃ソース 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ5
・グラニュー糖 大さじ1
・ローリエ 2枚
・塩胡椒 少々
具材を別々に炒める
玉ねぎ、マッシュルームをバターで炒めます。
牛肉は別のフライパンで炒めます。
(うちは子供がマッシュルームが嫌いなのでトッピング方式にしました)
玉ねぎはしんなりするくらい。
牛肉は塩胡椒をして程よく焦します。
牛肉を焦がすことで旨味を引き出すことができます。
焼き加減としてはこれくらい。
フライパンにこびりついている焦げも実は旨味だったりします。
以前ご紹介した本格絶品ミートソースの作り方でも挽肉を故意に焦しています。
具材を合わせて煮込む
玉ねぎと牛肉を合わせます。
玉ねぎ側のフライパンを使用します。
牛肉を炒めたフライパンを弱火にかけつつ、赤ワイン100ml入れ沸騰させながら焦げという旨味を擦って落とします。
それを具材が入ったフライパンへ入れます。
なんとなく焦げが落としきったタイミングでOKです。
具材の入ったフライパンに今し方、旨味を混ぜた赤ワインを入れ
・水 50ml
・はちみつ 大さじ1
・コンソメキューブ 1個
顆粒の場合は大さじ1
・デミグラスソース 1缶
・中濃ソース 大さじ2
・トマトケチャップ 大さじ5
を入れて10分ほど煮込みます。
仕上げ作業
10分ほど煮込んだらローリエを入れます。
このハヤシライス、ハッシュドビーフは水で煮込む工程がないので後入れにしています。
(最初に入れるとバラバラになる可能性があります)
フライパン中火にグラニュー糖大さじ1を入れて溶かします。
カラメル状になったらハヤシライスへ入れます。
完成
ご飯はサフランライス、バターライスにすると美味しくなります。
が、カロリーに注意。
このハヤシライスは3日程度もちます。
毎日朝昼晩と火を入れるか冷蔵庫で保存してください。
カレーとは異なり次の日のカレーがうまいみたいなことはあまりありません笑
今回は作りやすい分量でご紹介しました。
余った場合は冷凍という手段もあります。
発展としてはオムハヤシなんかいいのではないでしょうか?
その際はケチャップライスを質素に薄味にしましょう。
レシピのリクエスト募集中
今回のハヤシライスはリクエストをいただき作りました。
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