今回はペペロンチーノのレシピです。
え？ペペロンチーノなら作り方知ってるよ！
待て待て、今回のペペロンチーノのレシピはペペロンチーノの概念をくつがえすものだ。
ペペロンチーノは唐辛子とニンニクを炒めた油そば？
まあそれはそうだ。
ではクリームソースの様なペペロンチーノを知っているか？
これまでのペペロンチーノとは異なるペペロンチーノをご紹介します。
ただただ油っぽいパスタと思っている方、ぜひお試しください。
まるでクリームソースのような舌触りと味わいを。
【ミシュランレシピ】簡単美味しいペペロンチーノの作り方
通常のペペロンチーノ
みなさんこんな感じのイメージではないでしょうか。
ペペロンチーノは単純に
オリーブオイルでニンニク、鷹の爪を炒め
パスタに絡める
この単純なのが難しいんです。
この工程の中で唯一、これだけは抑えたいというポイントが
乳化
前にもご紹介しました乳化。
乳化とは油と水分を分離させずに混ぜるということ
普通オリーブオイルに水を入れたら分離しますよね。
ということは茹で上がったパスタにはよく絡まないということです。
なのでパスタを作る際、この乳化という工程が必須になります。
でペペロンチーノが美味しく作れないというのはしっかり乳化できていないのです。
乳化は簡単にできるものではありません。
しかし！今回ハンディーブレンダーを使うことで簡単に乳化したソースが作れるんです。
材料
一人前
・パスタ 100g
1.8mmとちょっと太い方がソースの絡みが良いです。
・ニンニク ４かけ （多い分には問題なし）
・鷹の爪 1つ（2つで結構辛め）
・オリーブオイル 大さじ４
・パスタを茹でる水 1l
・塩 10g
水は何リットルでもOKです。
１リットルに対して塩10gという割合を守ってください。
パスタの茹で方
パスタは表示時間より2分早く上げます。
茹で上がった後はフライパンで炒めていくので早めに上げます。
パスタを茹でるとき捻って鍋に入れると
こうやって鍋に入れると花開きます
こうすればパスタ同士がくっついてしまうのを防げます。
ペペロンチーノソース作り
オリーブオイル大さじ４フライパンへ入れて弱火。
そこへニンニクを入れます。
弱火でじっくりと油で炒めます。
揚げるイメージですが色がつかない様に。
もし油の温度が高すぎたら火を止めて油の中でじっくりニンニクを転がします。
ニンニクの香りが立ってきたら火が入っている証拠。
ホクホクのニンニクになったら火から降ろしフォークで潰します。
適当にほぐれたらパスタの茹で汁をお玉ですくってフライパンへ入れます。
まずはお玉一杯入れます。
それをハンディーブレンダーで潰していきます。
この状態でもだいぶ乳化していますよね。
そこへ鷹の爪も入れます。
そして完璧に乳化させます。
まるでドレッシングの様になります。
すごいでしょ？ソースみたいでしょ？？
こうすることで確実にパスタとの絡みが良くなります。
パスタとソースの絡め方
表示時間より2分早くあげたパスタを作ったソースへ入れまます。
パスタをあげる際、絶対に茹で汁は捨てないで！
今回の味付けはパスタの茹で汁の塩っ気だけです。
中火でパスタをソースと絡めていきます。
水分を飛ばしつつ、塩っ気を確認してください。
味が薄い場合はその都度茹で汁をお玉ですくってフライパンへ入れていきます。
味がちょうど良くなったら水分を飛ばして出来上がりです。
こうやって煮て仕上げるので茹で時間を2分早める必要があったんです。
完成
ハンディーブレンダーでオリーブオイルとニンニク、鷹の爪、水をしっかり混ぜれるので誰でも簡単に乳化させることができます。
また細かくなったニンニク、鷹の爪がパスタに絡みやすくなったのはいうまでもないでしょう。
かなり簡単ですが味は本格的。
だってミシュランのシェフの作り方ですからね！
ぜひお試しください。
