今回ご紹介するのはラグーソースパスタ。
簡単シリーズではなく手間暇かけるシリーズです。
と言っても大半は弱火で煮込んでいるだけなので火元を離れなければ簡単に調理することが可能。
さらにラグーソースパスタの完成度を高めるために出汁を取った野菜は使わないのですが、この野菜の残りは別鍋でミートソースを作ることができるので、これを料理すると結構ストックができます。
それでは作り方を解説します。
タリアテッレを使ったラグーソースパスタのレシピ
ラグーソースってなんですか?
そう思う方も多いのではないでしょうか。
ラグーソースって書いてあるけどミートソース、ボロネーゼに見えるんだが・・・
その通りです。
ラグーとはイタリア語で煮込むという意味。
ラグーソースとは主に肉系の煮込みソースという意味です。
なのでミートソースやボロネーゼもラグーソースです。
今回ご紹介するレシピはさらにラグーを突き詰めたソースです。
材料
2、3人前
・トマト缶 1個
・ローリエ 2枚
・バジル 4枚程度
(なくても良い、またはドライバジル適量)
・ニンニク 2欠片
・人参 1/2本
・セロリ 1本
・玉ねぎ 1/2個
・牛コマ肉 300g
・塩胡椒 少々
・赤ワイン 100cc
・バター 50g
・ナツメグ 適量
・オリーブオイル 適量
・タリアテッレ
野菜を煮込む
・ニンニク 2欠片
・人参 1/2本
・セロリ 1本
・玉ねぎ 1/2個
をみじん切り。
鍋にこれらの野菜とトマト缶を入れます。
空になったトマト缶に半分くらい水を入れて鍋へ。
バジルを入れて煮込みます。
煮込み時間は圧力鍋なら10分ほど
通常なら30分以上煮込みます。
肉を炒める
フライパンへオリーブオイルを入れ、肉を炒めます。
塩胡椒を適量振ります。
この時、程よく焦げると旨味成分が凝縮されます。
程よく焦げたところに赤ワイン100ccを入れて焦げを落とすようにヘラで擦ります。
煮込んだ野菜の汁と肉を合わせる
煮込んだ野菜はザルでこし、煮汁を抽出します。
熱いのでヘラなどで絞ってください。
冷めた場合は手でもOKです。
そうすると綺麗な煮汁が取れます!
残った野菜は・・・
水気が無くなった野菜のクズは鍋に入れて
水、ハヤシライスのルーやデミグラス缶、ケチャップ、ソースを入れることでミートソースになります。
これに先ほど炒めた肉と脂と赤ワインを一緒に入れて、
ローリエ、ナツメグ、バターを加えて煮込みます。
あとは30分程度煮込み、水っ気を減らしてパスタに絡むようになれば完成です。
が半日ほど煮込むと、肉質のもよりますがホロホロになってさらにうまくなります。
半日ほど煮込んだものがこちら。
ホロホロです。
こうすることでパスタへの絡みがアップするのでより濃厚な感じに仕上がります。
手間はかかりますがおすすめです。
使用するパスタは太めのものをおすすめします。
今回はタイトル通り、タリアテッレを使用しました。
タリアテッレの作り方はこちら。
完成
ラグーソース自体に塩味がついているわけではありません。
(微量程度)
しかし旨味や甘味はたっぷり入っています。
塩味の加減はパスタのお湯に入れる塩で調整。
ソースとあえて味が薄い場合は茹で汁をソースに追加しましょう。
そして水気を切って完成です。
なので塩分調整としてパスタを煮込むこともあるので茹で時間は表示時間より早めが良いでしょう。
生パスタは1分ほどで茹で上がります。
鍋の中で麺が浮いたら良い時間です。
最後にパルミジャーノを振りかけて完成です。
いかがでしょうか?
これを食べるとなかなか普通の肉系パスタに戻れなくなります。
今回参考、アイデアとなったのがこちら。
このレシピと味は違いますがホロホロ感やパスタに絡むソースをお勉強させていただきました。
見かけた際は食べてみてください!
やはりラグーソースには赤ワインがあいますね。