バセドウ病を治療しないとどうなるのか

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5月初めにバセドウ病と診断されて1ヶ月半経ちました。

経過は良好で現時点では血液検査の値は全て正常値に戻りました。

 

薬は引き続き飲んでいますが通院回数も減り、順調です。

 

さて今回はこのバセドウ病をはじめとする甲状腺機能亢進症を放置するとどうなるのか。

について書こうと思います。

 

私自身、バセドウ病と診断された後に猛烈に勉強しました。

不眠症やうつ病についても以前勉強していました。

 

やはり自分のことですので知りたくなるんですよね。

なので私が学んだ範囲で情報共有したいと思います!

 

バセドウ病を治療しないとどうなるのか

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バセドウ病は放置して治るのか?

という疑問もあるかと思います。

 

これに関しては治る人もいれば治らない人もいる

というのが現実です。

 

私の場合は投薬開始前に数値が低下し、体調が良くなった時期がありました

その時は突然、寝て起きたらそれまであった

・風邪っぽい

・微熱

・だるさ

がなくなっていたのです。

 

薬を飲んでいないにもかかわらず。

その直後から投薬治療が始まったのでそのまま放置したらどうなったかは不明です。

 

その時の記事はこちら。

www.father-cooking.com

 

今回は治療して自然治癒がなかなか起こらず放置するとどうなるのか。。。

について考えてみましょう。

いくつかの項目に分けて考えてみます。

 

 

ひたすら痩せる

バセドウ病になると甲状腺機能が活発になります。

このことにより脈が早くなります。

 

つまり常にマラソン状態になるのです。

安静にしていても脈が早い。

体が休まることがありません。

 

言い換えれば基礎代謝がめちゃくちゃ高くなります。

私もバセドウ病の治療が始まるまで3週間くらいかかりました。

3週間で寝たきりに近い状態でしたが4kg近く痩せました。

 

そんなにカロリーが足りないわけではないのにです。

 

良くも悪くも(病的ですから悪い)痩せていきます。

その中でも停滞期とかがありますが継続すれば勝手に停滞期を乗り越え痩せていくでしょう。

ちなみにこう言った痩せ方は全くもってメリットがありません。

体にハリがなくなり、体重こそは減ったものの見た目が・・・

という感じです。

 

私が経験した同じ体重で筋トレしてるのとしていないのの比較があるので参考までに。

www.father-cooking.com

 

心臓に負担がかかり疾患につながる恐れ

脈が早いので通常よりもずっと心臓に負担がかかります。

 

諸説ありますが生物は死ぬまでに総心拍数が決まっているとも言われています。

小動物は人間より心拍数が早いです。

だからこそ、寿命が短い。

 

人間の中で比較しても平均脈拍数が高いと早死にするという研究もあります。

 

これがどう関係してくるかは確実なことは言えませんが心臓に負担がかかっているのは間違い無いでしょう。

心臓や脳といった最重要機関へのダメージは致命傷です。

こうなると治療しないというリスクを考えてしまいます。

 

甲状腺眼症

バセドウ病ときくと目が飛び出ると言ったイメージが強いです。

現時点、私は目に異常をきたしていません。

 

そもそも有名な症状ではあるものの目に異常が出るのは全体の3割程度と言われています。

基本症状では無いんですね。

 

とは言え治療をしないで放置すると少なからず目に症状が出る可能性も高まります。

甲状腺眼症は簡単にいうと体の防衛本能が眼付近に炎症を引き起こし異常をきたすというものです。

 

継続することでより症状が悪化します。

なのでこちらの症状についても心臓同様油断できないものです。

 

甲状腺眼症は後からなる可能性も

甲状腺眼症は甲状腺が落ち着いた後にもなることがあると言われています。

バセドウ病の治療が完了し、いわゆる完治ではなく寛解という見方が正しいでしょう。

その2、3年後に目が出てきたというケースが多いです。

 

目に関してはずっと安心できない、怖いものです。

日々の変化を見逃さないようにしましょう。

私は自分が大好きなので毎日鏡でチェックしています

 

現在では医療も発達しているので早期発見では元に戻せることも多いようです。

 

まとめ 放置してもいいことはない

基本的に治療で痛いことはありません。

 

あるとすれば

・採血が痛い

・通院費が痛い

 

通院に関しては病院によって、先生によって異なるとは思います。

私の場合は大体一回4000円〜5000円です。

 

検査とかもありますからそれくらいになってしまいます。

仮にも年間通して他の治療などで一定額を超えると変換される措置もあるので調べてみてください。

 

こんな感じで治療しないというのはかなりリスクが伴います。

もしバセドウ病と診断された、疑いがある場合は治療をお勧めします。