断食を三日間することで得られるメリットとデメリット

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断食

人間、いや生物の本能に逆らう究極の行為

修行

 

と思っています・・・

昔から断食は特別なものとして扱われてきました。

 

不眠や性行動の制限はそこまで歴史的なものになってはいませんが断食は宗教的にも、訴えを起こす時も、拷問でも使われている手法です。

 

そんな人間にとってかなりきつい断食。

きついからこそ痩せるのでは?そう思ってる方も多いのではないでしょうか。

今回は断食がもたらす効果について解説します。

 

断食を三日間することで得られるメリットとデメリット

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私自身過去に断食三日を何回か行ったことがあります。

先に結果をお伝えすると三日間断食すると平均して2.5kgくらい痩せます。

 

この数字ですが食事は取りませんが水は飲むので思ったより減ってないと思うかもしれません。

 

三日断食して2.5kg痩せたら良いものです。

が、断食明けに回復食を含め普通に(これ大事)に食べていると体重が元に戻ります。

 

例えが月曜から水曜の三日間断食したとします。

木曜から回復食で戻していきます。

 

一例ですが(数字を簡単にしています)

断食開始時の月曜 60kg

断食最終日の夜 57kg

木曜食事再開 57.5kg

 

日曜日 59kg

 

といった感じになります。

断食をした後に体重が減っているのは一時的なものです。

その中の一部は痩せたという結果になります。

上のスケジュールですと1kgは痩せました。

 

ストンと一時的に落ちるが継続的なものではない。

というのを頭に入れておきましょう。

 

断食と絶食の違い

余談になりますが断食と絶食

やってることは同じですが何が違うのか。

 

断食とは

目的を持って、または宗教上の理由や修行、祈願のために食を断つこと。

 

 

絶食とは

絶食とはなんらかの理由で食事をとることができない状況です。

または食べないことです。

 

こちらは精神論というよりは状況的に食べれないことを指します。

 

病院などで絶食することがあると思います。

これは言い換えれば健康のために、回復のために食事をしないことです。

 

 

様々な意見がありますがダイエットなどは絶食というのが適切とも言われています。

 

断食をするメリット

断食をするメリットの第一は少ないですが体重が減ることです。

体重の減り方は先ほど説明したようにトータルすればわずかではありますが減ります。

 

他にもメリットはあります。

よく言われているのはデトックス効果

 

体には悪いもの(抽象的ですが)が溜まっています。

溜まりやすいといっても良いでしょう。

 

断食をすることでこれらのものを処理する時間、余裕ができます。

 

断食しているにもかかわらず排泄は通常通りということもあります。

では何が出てるのか?

これこそが本来であれば排除できなかったものです。

 

消化すべきものがなくなり、水分だけ補給されている状況ではこういったデトックス効果があります。

 

これに伴い消化器官だけでなく血流も改善、肌がみずみずしくハリが出てくるとも言われています。

もちろん水分まで抜いてはいけません。

 

他にも精神的に軽やかになる、とも言われていますがこれは個人差が大きいです。

私は2日目3日目とゾンビ化していました・・・

 

精神的には、ですが身体的には軽くなったような気がします。

汗も濾過されたようにさらさらなものが出てきます。

また排泄物の匂い、体臭もかなり減ります。

 

 

断食のデメリット

言わなくてもわかると思いますがとにかく辛いです。

朝昼晩

寝てる時以外

 

いや、寝れなくなるくらい食事のことを考えるようになります。

多分禁煙と同じような感じだと思います。

 

禁煙もした私からすると断食は禁煙より辛いです。

というのも空腹感といった生理現象があるからです。

修行として使われているものですから当然ですよね。

 

 

次に節約反発効果的なものがあります。

 

ちょっと話がそれますがチマチマ節約するとかえって貧乏になるという話はご存知ですか?

10円単位で節約するとなんかの拍子に奮発することがあります。

 

いつも節約しているからたまにはいいか。

 

この思考で結局節約できていない、といったケースが立証されています。

節約やなんらかの制限があるとふとした時に反動が出るのです。

 

この断食でも同じことが起こります。

三日食べなかったんだから1日くらい好きなものを食べてもいいだろう。

 

基本的に断食明けの体は枯渇しています。

枯渇していますし、摂取した栄養を吸収しようと努力します。

よっていつもより太りやすい状態である、にもかかわらずどか食いしてしまう。

 

そうなると辛い断食をした意味がなくなってしまうでしょう。

頑張ったご褒美は大切です。

が、その反動にも気をつけましょう。

 

断食とどか食いを繰り返すとどうなるか

二日断食、翌日どか食い

その次の日からはまた二日断食・・・

 

というのを繰り返したら痩せるのか。

 

個人差はありますが痩せないし太らないことが多いです。

 

一日3食食べていて太らない。

これを1日2食にしたらどうなるか。

 

気をつければ痩せますが食事回数を減らした程度では痩せません。

これも先ほど同様に反動が出ているためです。

 

朝食を抜いた分、腹が減って通常より多く昼食を食べた

というのが基本パターンとなります

 

 

なので断食とどか食いを繰り返してもなかなか痩せることはできないのです。

 

断食のおすすめ度

★★★☆☆

 

精神的にきつい割に効果が薄いなと個人的には思います。

またどんなにわかっていても断食明けに食べすぎる傾向にあります。

それを繰り返すのであれば日々カロリーを制限して少しずつ落としていく方が精神的にはゆとりがあるように思えます。

 

これは向き不向きの問題でもあるので一概にはなんとも言えません。

が、やれる人は屈強な精神力を持っていると思います!