腰痛持ちの方はたくさんいるかと思います。
私も慢性ではありませんが定期的に無理をしたりするとすぐ腰が痛くなります。
以前は腹筋ローラーで立ちコロをしていましたがこれって結構腰を痛める可能性が高い。
そのリスクと鍛えられるのを考えると立ちコロはやらない方がいい、と思い今は膝コロです。
膝コロでもしっかりとしたフォーム、やり方でやればしっかり腹筋に効きます。
さて今回は腰痛、腰が痛い時に安静にしているとかえって治りが悪くなるという話です。
実は腰痛の時に安静にしていると余計に悪化する
腰痛時、動きたくない。
そう思うことでしょう。
なぜ動きたくないか。
それは痛むから。
ですよね。
人間の防衛本能の一種で痛みを恐れるという機能があります。
動くと腰が痛くなる、と予想されるので動きたくなくなる。
自ら進んで痛いことをしなくなります。
逆に痛みとは何か。
それは体が発する警告です。
なんらかの異常があることを脳へ知らせるために痛みが発生します。
痛みを感じなければどんどんその部分が悪化。
例えば口の中の痛みを感じなければ歯がダメになっていることも気がつかず、処置が遅れて即抜歯とかになるでしょう。
痛みというのもまた必要なのです。
では腰痛の時に安静にしてはなぜいけないのか。
安静にする、横になるは血流が悪くなる
人間を含む動物は地球という重力のもとで生活するようにできています。
これが無重力になると様々なところで支障をきたします。
常に横になっているというのは基本的な人間の機能を一部阻害することでもあります。
休むというのは必要ですが相当重度のダメージでない限り、人間は常に横になっていてうまくできている生き物ではありません。
無重力同様に支障をきたすのです。
その典型として寝たきりでは床ずれが起こったりします。
腰痛に関しても同様で横になっていると幾分か楽ではありますが本来の血流や筋肉の働きとは異なるため、体の回復力が100%発揮できるものではありません。
基本姿勢、立ちや座りで血流が本来の動きをし、回復の手助けをします。
簡単にいうと寝っぱなしでは十分な回復力を得ることはできないのです。
日常生活を送ると3日も早く治る
とある実験で腰痛の治る速度の実験が行われました。
腰痛になった時に安静にした場合、日常生活を行った場合
平均したら
日常生活を送った場合の痛みが引いたのは
4.5日
一方で安静にした場合は
7日
という結果でした。
日常生活とは運動などは除いて通勤や家事などをこなした場合。
一方安静とは必要最低限の行動で座りなども短時間。
ほとんどを寝て過ごした場合です。
これから証明されたのは適度に動くことで血流を促進し、回復を早めるという結果でした。
筋トレやジョギングはダメ
日常生活というと人によって運動の強弱が異なります。
日常生活を送るといってもジョギングや筋トレはNG。
腰にかかる負担が大きすぎるためです。
ですがウォーキングやストレッチなどは非常に有効的とされています。
特にウォーキングは腰痛予防にも高い効果を発揮します。
慢性的に腰痛で悩んでる場合はぜひ生活に取り入れてみてください。
また腰の痛みがない時に、予防として筋トレをするのもオススメ。
詳しいやり方はこちら。
痛みが強い場合は即病院 ロキソニンは気休めです
腰痛は様々な原因で起こります。
ただ単に痛い場合もありますが椎間板ヘルニアなど重篤な場合もあるので痛みが続く、めちゃくちゃ痛い場合は病院へいきましょう。
また痛い時にロキソニンは強い味方。
錠剤、ロキソニンテープとめちゃくちゃ効きます。
が、これらは元々の腰痛に作用しているわけではなく、痛みを感じなくさせるものです。
なので効果が切れればまた痛みがでます。
あくまでその場しのぎのものというのをお忘れなく。