今回ご紹介するのは魚のソテー 味噌クリームソース添えです。
魚は白身魚やぶり、サーモンと比較的なんでも 合います。
フレンチの魚料理として出されるものを簡単に、日本風にアレンジしたレシピです。
簡単ではありますが本格的な味なので来客時にもおすすめできます。
ちなみにソテーの語源はフランス語の「跳ぶ」という動詞の過去分詞型です。
これは、フライパンに油を引き500℃以上に熱すると、発火点を超え、材料がフライパンの上を跳び回ることから来ているとされています。
ソテー、ムニエル、グリルの違い
ふと聞かれるとこれらの違いがわかりませんでした。
ソテー(sauté)とはフランス語で、「肉や魚・野菜をバターや油などでいためる、西洋料理の調理法。また、その料理」
「ソテー」は、肉でも魚でも何にでも適用されるのに対し、ムニエルは魚料理をメインとする調理方法
グリル(grill)は英語で、「あぶって焼く」という意味があります。
お肉・魚介類・野菜などの食材を串刺しで直火、もしくは、波型の溝のある鉄板や格子状の金網、鉄板などの上に置いて直接火で焼く調理法があります。
このように結構微妙な違いで定義されているのですね。
今回はソテー、ムニエル・・・ソテーにしておきます。
材料
・魚の切り身
・塩 少々
・胡椒 少々
・小麦粉 適量
・生クリーム 100cc
・卵黄 1個
・味噌 小さじ1
・牛乳 30cc
・溶かしバター 10g
・和風顆粒だし ひとつまみ
牛乳が少し入る理由は卵黄が固まりにくくなるからです。
牛乳を入れることにより卵黄の凝固点が上がります。
魚に下味をつけてを焼く
魚に下味
塩・胡椒を振ります。
塩胡椒するのは片面だけで大丈夫です。
その後、両面に小麦粉をまぶします。
この時、小麦粉のダマが付いている場合は砕きましょう。
焼きあがる時にその部分が白くなり、見栄えが悪くなります。
理想としては写真くらいの薄さで満遍なく。
下ごしらえができたら魚を焼いていきます。
フライパンにしく油はお好みで
サラダ油
オリーブオイル
バター(材料のバターではありません)
を入れてください。
サラダ油は特に装飾ない味に、
オリーブオイルはあっさりとした仕上がりに、
バターは濃厚になります。
中火で両面に焦げ目がつく程度焼き上げます。
焼けたら火を止めて、そのままフライパンに放置しましょう。
味噌クリームソース作り
・生クリーム 100cc
・卵黄 1個
・味噌 小さじ1
・牛乳 30cc
・溶かしバター 10g
・和風顆粒だし ひとつまみ
をフライパンに入れます。
今回ラッキなーことに双子の卵でした!
これを火にかける前によくかき混ぜます。
よく混ざったら弱火でかき混ぜながら加熱します。
フライパンの縁がふつふつとし始めたら火を止めます。
この時、ソースにとろみが付いていると思います。
火を入れすぎるとソースのまろやかさがなくなりダマができてしまいます。
盛り付け
先ほどフライパンへ放置していた魚をお皿へ乗せて、ソースをかければ出来上がりです。
ソースに味噌が入っていますが味噌っぽさは感じないはず。
どちらかといえばチーズっぽい感じです。
比較的簡単にできますが、どうでしょう?
これならかなりおしゃれで立派な料理でしょう。
ぜひお試しあれ!
このソースをパンにつけて食べても最高です。
カルボナーラソースに似ていると思います。