ダイエット中の一番きついのは空腹感ではないでしょうか。
確かに好きなものが思う様に食べれないというストレスはありますが空腹感は本能的な反応です。
本能的な反応。
食欲
睡眠欲
性欲の三大欲求。
これを我慢するというのはとてつもないストレスがかかるとされています。
ダイエット中の空腹はダムの決壊と同じ様にどか食いを招く可能性もあります。
なので精神的にゆとりを持たせるためにもチートデイは比較的効率がいいのです。
結論から言えばチートデイで余計なカロリーを入れない方が痩せるのは早まりますがどか食いのリスクを下げたり停滞期を乗り越えるためには必須なんですね。
さて今回はダイエット中に非常に危険とも言える空腹を抑えるにはどうしたらいいのか。
空腹を抑える方法をご紹介したいと思います。
ダイエット中の空腹を合理的健康的に抑える方法
空腹はなぜ感じるのか。
これは医学的、生物学的には色々ありますが今回は小難しい話は除いて本能的に書きたいと思います。
空腹というのは一時的なものが多いです。
というのも禁煙の時の感覚と似ていて一時的な欲求を我慢できれば乗り越えられるというもの。
空腹がずっと続いたら生物的にパフォーマンスが低下するので空腹感は一時的に、徐々に感覚が狭くなって感じる様になっています。
なので一、二回の空腹感は乗り越えられる、とも言えます。
しかしその空腹感というのは言ってしまえば苦痛です。
この苦痛を健康的に余計なカロリーを摂取せずに済ませる方法とは。
炭酸水を常飲する
炭酸水は胃袋に入ると空気が出るので膨らむ働きがあります。
汚い話になりますがゲップはその胃のなかにガスがたまったのがぬけること。
空腹感を紛らわすためにはゲップはしない方がいいかもしれませんw
冗談はさておいて、炭酸水を常に飲んでいると胃が膨らんでいる状態をキープできるので感じる空腹感を軽減することができます。
食事の時にも同様に炭酸水を飲んでいると早くに満腹感が訪れるため食事量を抑えることも可能です。
ただしなかなか巡り合わない様な食事の時、ちゃんと食べたい時には炭酸水は避けた方がいい。
炭酸飲料も同様です。
コース料理の食前酒にシャンパンが使われるのは1品が小さいので満腹感を得られないかもしれないときの予防。
というか食前酒で全体の満足感のバランスをとっています。
シャンパンやビールをガンガン飲んでしまうと食べれなくなるのでご注意を。
スープ・味噌汁を飲む
スープ、味噌汁などの汁物は比較的カロリーが低いです。
・味噌汁
27Kcal
・わかめスープ
18Kcal
・キャベツのスープ
65Kcal
となっています。
炭酸水を飲むのと理屈は同じになりますがスープは炭酸水と違い、食べた感があるのでオススメです。
特にキャベツやわかめなど食物繊維を多く含むものは腸内清掃にも役立つので一石二鳥。
スープを飲んで炭酸水を飲み、しばらく立つと満腹感を得られるでしょう。
生野菜を食べる
生野菜を食べると咀嚼回数も多いし量の割にカロリーがかなり低いので太らず、健康的に空腹を抑えることができます。
オススメはキャベツ。
レタスだと早いテンポでばくばく食べてしまいますがキャベツは噛む回数が多いので少ない量で満腹になります。
人参、きゅうりスティックもいいですが野菜スティックはディップソースがカロリーが高い可能性があるので注意が必要です。
タンパク質を摂る
タンパク質も空腹を抑える働きがあります。
と言ってもステーキを食べるとかではなく、純粋にタンパク質です。
脂質を一緒に取ってしまってはダメなので限られたものになります。
例えば
・プロテイン
・鶏胸肉やささみ
これらは脂質がほぼなく、タンパク質でできているのでオススメです。
タンパク質と食べて15〜30分ほどでいつの間にか空腹感が抑えられていたりします。
食べて、飲んでからちょっと待たないといけません。
寝る前に小腹がすいたという時にはプロテインを飲むのをお勧めします。
寝ている時に体の修復が行われるのでその材料としてタンパク質を摂取しておくと非常に効率的です。
咀嚼回数の多い硬いものを食べる
皆さんもご存知だと思いますが噛む回数が増えると満足感を得ることができます。
早食いよりもゆっくり噛んで食べる方が太りにくいんですね。
まず空腹を感じたら何かを噛むというのが紛らわすコツ。
私の場合は虫歯予防の観点からキシリトールガムを噛んでいます。
あとは低カロリーなものもお勧めです。
もしカロリーを管理している様であれば干し芋も優秀。
スルメイカもいいですが匂いが気になることもありますよね。
あとタンパク質とのコンボだとトバや貝ひもも優秀です。
せっかく摂取するなら効率的なものがいいでしょう。
空腹感と真っ向勝負してはならない
空腹感を耐えるという方法もありますがこれは想像以上にストレスになります。
ストレスは人間にとって必要な機能ですが過度なものは害でしかありません。
空腹感は耐えるのではなく対策をこうじて乗り切る方が合理的で健康的です。
とは言え過度な食事制限はダイエット効果も薄いのでやめましょう。