ちょっと前にサバの味噌煮缶から作る簡単冷や汁のレシピをご紹介しました。
インスタで
「ガチな冷や汁のレシピご存知ないですか?」
というナイスなご質問をいただいたので今回作り方を紹介したいと思います。
Googleでガチなレシピを検索すると
鰹節
昆布
などでしっかり出汁を取るものが多くみられます。
確かに美味いです。
が、面倒でもあります。
今回は少し手はかかるけど本来捨ててしまうものを使って出汁を取るレシピをご紹介します。
捨ててしまう干物の骨や皮から出汁を取る!絶品冷や汁のレシピ
冷や汁で使うのは大体アジの干物が多いではないでしょうか。
干物を焼いて身をほぐし、冷水で作る。
これが一般的な冷や汁を作る流れです。
簡単レシピでは冷水に顆粒出汁を入れています。
では本格的に出汁を取るにはどうすればいいか。
これは鰹節や昆布を使った方法ですが・・・
干物なら捨ててしまう皮や骨から出汁が取れます。
しかも美味いし味のバランスも完璧です。
(元々身と骨は同じ生物ですからね)
0円食堂でもやれるくらいの食材の救済。
しかも作り方簡単です。
ただしちょっと時間がかかります。
材料
およそ4人分
・アジの干物 1枚
・きゅうり 1本
・ミョウガ 2、3個
・大葉 5〜8枚 (多くても問題なし)
・生姜すり下ろし お好みで
・すりごま 大さじ3杯程度
・味噌 大さじ3
・水 400cc
・酒 大さじ2
干物を焼いて分解する
まずは普通に干物を焼きます。
食べる時と同様に焼きます。
その後、身と皮と骨に分けます。
身はそのまま
皮と骨は水400mlを沸かしてそこへ入れます。
5分くらい沸騰させた状態で出汁を取ります。
出汁の取り方には色々あって大雑把にいうと次の通りです
水から火をかけていくとマイルドに
沸騰した状態から取るとキリッとキレのある感じに
なります。
今回どちらがいいか、というのは難しい。
お好みでどうぞ!
煮過ぎたらからと言って特に問題があるわけではありません。
そして出汁がとれたらザルでこします。
小骨とか多いので綺麗にしておいた方がいいです。
いい色の出汁じゃないですか??
これがまた美味いんです。
この出汁に塩を入れてお茶漬けにすることも可能です。
干物から出汁をとっていますので程よい塩気もついてます。
何より干物に凝縮された旨味が詰まっています。
これを捨てているとは・・・罪深い笑
冷えた出汁と薬味を混ぜる
出汁ができたらあとは簡単です。
材料を混ぜるだけ。
ゴマは軽くフライパンで炒った方が香りが良くなります。
炒ったゴマ(パチパチ跳ねたらやめます)をすり鉢ですると尚いいでしょう。
いりごま
ミョウガ
大葉
生姜
干物の身
きゅうり
味噌大さじ3
と書きましたが実際は干物の塩っ気によって異なるのであくまで目安と思ってください。
濃さは普通の味噌汁同様、味噌で調子してください。
完成と賞味期限
氷を入れて冷やす方法もありますが出汁が薄まるのであまりお勧めしません。
時間がない場合は容器を氷で覆うなどしてください。
賞味期限ですが冷蔵庫で3日程度だと思います。
わかりやすいのは大葉の色が変わりますのでそれを目安に。
汁は冷えて動かさないと干物の脂が固まりますが正常です。
食べる前によく混ぜてください。
いかがでしたでしょうか。
ちょっとした手間で本来捨ててしまうものを有効活用。
この干物のアラから出汁を取るというのは結構使えます。
これだけで高級料亭のような味になります。
お茶漬けとか作ってみてください!
お茶漬けの場合は出汁に塩を入れて味を調整。
色付け程度に醤油を垂らす。
それを身を乗せたご飯にかけるだけ。
是非お試しください!