【あまり知られていない雑学】人が死ぬとき、一番多い最後の言葉とは

スポンサーリンク

当たり前の事ですが人はいつか死にます。

そして必ず親しい人との別れもあります。

 

人が死ぬ、というのはスピリチュアルな印象が強いですが実際はもっとあっさりしたものです。

医学的には心肺停止で死亡診断されますよね。

PCや家電で言うところの電源が切れた状態でしょう。

 

死後の世界だったり魂の存在は生きている人間が考え出したもので死後の世界から与えられたものではありません。

 

ベストセラー本である「サピエンス全史」では数ある人類。

ネアンデルタール人とか色々いる中でなぜ我々ホモ・サピエンスが生き残ったのか。

これについて書かれています。

 

ここで簡単に書くと我々ホモ・サピエンスが生き残ったのは虚構を信じることができたからです。

群れをなす動物がいます。

人間もその一種です。

 

しかし群れを統率、各々が個別認識できる限界は100人程度と言われてます。

当たり前ですが東京都にお住いの小泉さんを全員知っているわけではありません。

日本の東京都に属していることはわかります。

 

人類、我々ホモ・サピエンスは東京都というグループを認識、理解することができたため、巨大な組織を作り上げて社会を形成することに成功した動物、ということです。

 

若干私なりの解釈で書いてみました。

興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

さて話が脱線しましたが人が亡くなるというのはごくごく自然のことわりです。

その人が亡くなるときに口から出る最後の言葉。

どんな言葉が一番多いか。

 

死ぬということ

f:id:kyoya7zon:20190624093956j:plain

冒頭でも書きましたが死ぬというのは体の機能が停止することです。

事故、殺しでない限りいきなり死ぬということはほとんどなく、緩やかに機能が停止していきます。

見え方としては意識レベルが低下していきます。

 

寝ている時間が増えて徐々に起きる時間が減り、最終的には亡くなるケースが多いです。

意識レベルが下がっているため、寝ている時間が長くても本人は夢を見ない、見ても記憶に残らないとされています。

 

そんな中で起きている時間ですら意識が遠のきそうになるわけですが多くの人が残す最後の言葉があります。

ドラマや映画では「ありがとう」などが多く使われていますが実際はどうでしょうか。

世界的に共通してある言葉が最も多いのです。

 

大丈夫

実際に最後の言葉として一番多いのが

大丈夫

 

です。

なぜかというと意識が遠のく中、見守る家族は大丈夫?と聞きます。

それに対して返答として大丈夫、と返すわけです。

それが最後の言葉となって意識がなくなり、亡くなってしまします。

 

体の機能が低下していたり、緩和ケアで痛みを取り除いたりすれば意識が下がります。

そもそも死を経験したことのある人なんていません。

 

自分が死の間際にいるか、なんていうことはなかなかわからないものでしょう。

だから極端に言えば

死にそうか?

 

と聞けば

わからない、かまだ大丈夫というはずです。

 

とこのように意外かもしれませんが最も言う最後の言葉は

大丈夫

 

なんです。

死への恐怖は当たり前

少し余談にはなりますが・・・

人間は挑戦することや未経験のことに恐怖を抱きます。

未知なるものにはどんな危険があるのかわかりません。

本能的に自分を保護するためにも防衛本能として恐怖が生まれます。

生きていく上でビビリな方が長生きします。

と言うかビビリで度胸がないほうがより人間らしいと言うとです。

 

なんとなくビビリだとバカにされがちですが実際には懸命な思考なんですね。

 

死については当然皆未経験です。

さらに経験者がいるわけではありません。

そして全ての人間に平等に訪れるものです。

 

人生の中でこれほど恐怖に感じるものはないのではないでしょうか。

そもそも防衛本能とは自らの生命を守るものですから。

最後まで残るのは聴覚

人が死ぬ際、最後まで残る感覚は聴覚とされています。

と言っても経験則ではなくあくまで想定にはなります。

 

しかしこれは実験によって証明されているので多分、正解なんだと思います。

日本看取り士会、会長の柴田久美子死はこう語ります。 

「看取りの際の『声かけ』には患者の痛みや死への恐怖を和らげる効果があります。

亡くなる直前に苦しげな表情を浮かべていた患者さんにご家族が『いままでありがとう』と話しかけると、穏やかな表情になり、そのまま亡くなっていったというケースも見たことがあります。

声かけだけでなく、患者さんが好きだった曲を枕元で歌ってあげたりするのも有効です」

 https://news.livedoor.com/article/detail/13266475/

 

脳梗塞や脳卒中で脳が機能していない場合はこの通りではないそうです。

 

人が死ぬのは当たり前ですが実際のところ、亡くなる間際、瞬間、その後と言うのは生者の戯言なのかも知れません。

 

私は年齢の割に多くの死と向き合ってきました。

この経験からスピリチュアルな思考より、生物学的思考で捉えています。

それでも物語のエンディングが大切なように人の死には尊厳を持たせるべきであると考えます。

それをするのが家族の最後の務めではないのでしょうか。