筋トレは風邪やコロナウィルス予防には最適だった3つの理由

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ヨガレッスンでコロナウィルスの感染拡大が報じられました。

 

ライブやイベントだけでなく、フィットネスジムなどの利用も制限され始めています。

となると普段ジムで筋トレをしている人は行き場を失ってしまいます。

 

家にトレーニング設備がある場合はいいでしょう。

ですが器具がない場合、家で自重トレーニングしますか?

 

おそらく満足できず長続きはしないと思います。

 

ではコロナウィルスが収束するまで筋トレを控えるか。

実は筋トレを控えると風邪を含めて感染確率が一気に上がります。

 

筋トレには感染予防効果があるのです。

今回はそれについて解説しようと思います。

 

筋トレは風邪やコロナウィルス予防には最適だった3つの理由

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風邪をひいたら安静に、しっかり休むことが大切です。

 

これは風邪をひいたら、の場合。

風邪を引いていない状態では安静にしている方がかえって風邪をひきやすくなります。

 

とは言え、家から出ない場合はウィルスと接触しないので問題ありません。

 

スポーツ選手は年間風邪を引く回数が圧倒的に低い職種です。

 

ちなみに成人の場合、平均して年に1.4回風邪を引くというデータがあります。

これより多い場合は生活習慣を見直してみてもいいかもしれません。

 

また1.4回というのは明らかに風邪を引いた場合であってなんとなく喉が痛いとか咳が出るとかの症状はカウントされていない場合があります。

 

さてスポーツ選手がなぜ風邪をひきにくいのか。

それは運動と食事と睡眠に拘っているからなのです。

 

スポーツ選手を参考に我々はどのように取り組むことができるか解説します。

 

余談 ボクサー、ボディビルダーは割と風邪を引く

先に余談を。

 

スポーツ選手は風邪をひきにくいと書きました。

しかし例外もあって

 

・ボクサー

・ボディービルダー

 

はスポーツ選手の中でも風邪をひきやすいです。

とは言え全体の平均程度1.5回くらいと言われています。

 

なぜ運動しているのに風邪を引くか。

というとボクサー、ボディビルダーには共通して大会や試合前に減量があります。

 

減量はカロリーを制限するので免疫力も低下します。

減量中はちょっとしたウィルスとの接触ですぐに風邪をひきます。

 

ここが他のスポーツ選手と違うところです。

また減量中の作用で体調不良があります。

 

それを風邪としてカウントしている場合もあるようです。

 

1 運動をすると体温上昇で免疫力が上がる

では本題です。

 

運動をすると当然体温が上昇します。

体温が上昇すると免疫力が上がります。

 

風邪を引いたときに熱が出るのは体の防衛反応として体温を高め、免疫力を高めようとする働きです。

 

体温が1度上がると免疫力が4倍以上とも言われています。

だから熱が出たら暖かくして安静にするのがいいと言われていますよね。

 

最近のコロナウィルス騒動で、この件を使ったデマが回っているので注意しましょう。

 

お湯飲んでコロナウィルスや風邪予防はデマ

花崗岩が効くとかアホらしいデマがたくさんあります。

 

トイレットペーパーやティッシュペーパーもそう。

人間パニック状態に陥ると集団心理に依存する傾向があります。

 

例えばトイレットペーパーが品切れです。

在庫はあるので安心してください。

 

と報じられて

買うなんてバカかよ

 

って思ったとしてもいざ、

スーパーでトイレットペーパーを買う列を見たら

 

買わないとまずい?

と思うのです。

こうやって広がっていっているのが現状。

いかに日本がやばいかというのがわかります。

 

そしてだんだん藁にもすがる思いでいろいろなものを盲信し始めます。

 

お湯を飲んでコロナ予防。

これの元々は体温を高めて免疫を上げる、という作用を元にしたデマです。

 

暖かいものを摂取して体温を上げようとする行為。

この時期毎日ホットコーヒーを定期的に摂取している場合は最強ですかね?

 

暖かいものを摂取して体温を上げるというのは難しいです。

喉元過ぎれば熱さ忘れる

あくまで外的熱量を取り込んでいるのであっという間に中和されて体温になります。

 

生姜など細胞が熱を発するものは効果的ではありますがお湯は全く効果なし。

ずっとお湯を飲み続ければ効果はあるかもしれませんがそれなら湯船に浸かる方がいいでしょう。

 

2 筋トレをすると質の良い眠りが確保できる

睡眠は非常に重要です。

 

体の修復、休息と明日を生きるための英気を養う行為です。

睡眠時間が短かったり、質が悪い場合、体調を整えることができず簡単に風邪を引いたりしてしまいます。

 

小ネタですが

私は以前、芸能界で働いていました。

多忙の方も多く、なかなか寝る時間もない方も多いような業界です。

芸能界はとにかく風邪を引いている人が多い。

 

致命的なインフルエンザとかではなく、軽い風邪をずっと引いてる感じです。

 

やはり原因は睡眠と食生活にあるようでした。

とかいう私も風邪っぽい時が多かったです。

 

筋トレや運動を行うと疲れて寝やすくなる。

という理由もありますが正確にはホルモンが関係しています。

 

筋トレや運動を行うとセロトニンなどのホルモンが分泌されます。

これが夜になるとメラトニンの分泌を促し、自然な眠気を誘発します。

 

これで寝付きの悪さを改善し、質の高い睡眠を確保することができます。

感覚的にこれを疲れてよく寝れる、と感じるはずです。

 

3 食事に気を使い始める

筋トレをすると少なからず食事を意識すると思います。

 

ダイエット目的

筋肉増強目的

 

どちらにしても食事に気を使います。

 

ダイエット目的であれば必然的に野菜が増えるでしょう。

野菜には体の調子を整えたり、免疫機能を改善する食べ物が多くあります。

 

野菜=健康

というイメージは間違いではありません。

ただし注意したいのはタンパク質や糖質を制限しすぎてはいけません。

 

糖質制限というダイエット法もありますが糖質制限するより脂質を制限した方が痩せやすいです。

 

糖質も脂質も制限するとかえって風邪をひきやすい、太りやすい体になるので気をつけましょう。

制限するのは一つだけ。

 

次に筋肉増強目的の場合。

とにかくガッツリ食べると思います。

できれば脂質に頼らない方がいいでしょう。

 

摂取カロリーが多ければそれだけ体には備蓄もでき、免疫機能も向上します。

また筋肉量が増える

ということは熱量も増える

ということは体温も上がる

 

ので免疫機能が向上します。

 

筋トレに意識を向けただけでこれほど効果があるんです。

 

暇つぶしに筋トレ

これだけ流行した感染症って近年あったでしょうか。

SARSの時もこれほどではなかったように思えます。

 

いくところもない、やることもない。

 

この機会に家で軽く筋トレを初めてみてはいかがでしょうか。

ガッツリではなくなんとなく程度。

 

先ほどのセロトニンの分泌の話ですが筋トレだけでなくリズム運動でもセロトニンは分泌されると言われています。

 

なので軽く準備運動程度のスクワットでも効果的ということです。

テレビを見ながら軽く体を動かすだけでも効果がある。

 

ぜひ健康的に、タダなので予防してみてください。