筋トレのペースは人それぞれ。
甘えとかそういうのではなく、楽しくやれなければ意味がないんです。
確かに筋トレは辛いです。
筋トレをしないことに比べたら、なんで好き好んでこんな苦痛を味わうのだろうか。とも思えます。
ですが筋トレをすることで得られる達成感や爽快感。
これが筋トレをする理由でもあると思います。
以前に筋トレは毎日すると良い、という記事を書きました。
今回は筋トレを毎日したことでうつ病を克服し、再発予防をした実体験について話そうと思います。
【筋トレでうつ病を治しました】筋トレを毎日やるメリット
筋トレと言わず、毎日運動するのは非常に良いことです。
何が良いのか?
それはセロトニンなどのホルモンを促し、脳を活き活きさせるからです。
消費カロリーが増えるとか筋肉がつくとかよりもこの脳が活性化される、ホルモンが出るというのが非常に重要なんです。
このセロトニンの量が不足することをうつ病といったりします。
ちなみに喫煙も似たような効果がありますが、タバコの場合ドーパミンなどを刺激して快楽物質をガンガン出してくれます。
しかしそれが止まった時に激しい禁断症状が発生します。
また正常時の分泌量も非喫煙者に比べると低下します。
なので喫煙はよくない、うつ病になる原因とも言われています。
極端な話ですが禁煙しただけでうつ病が治ったという例もたくさんあります。
さて毎日筋トレすると良いのはなんとなくわかってもらえたかと思います。
ですが毎日筋トレをするというのは精神的にはとても良いんだけど肉体的には最低なんです。
というのも筋トレで損傷した箇所を修復します。
修復が完了するとより強くなる訳です。
筋トレをした後は筋肉がぶっ壊れている状態なので修復をしなければいけません。
そんな修復中にまた筋トレをやってしまっては治るものも治りませんね。
だから毎日筋トレはよくないとされています。
しかしある方法を使えば毎日筋トレができるようになるんです。
部位を細かく分けて筋トレする
1日で全身筋トレをするのは結構ハードです。
全身追い込むには長時間になりますし、集中力も必要になってきます。
だからプロや中級者以降の方は部位を分割して筋トレを行います。
私の場合ですと
・胸筋 上腕三頭筋 肩
・腹筋 前腕筋
・脚 尻
・背筋 上腕二頭筋
といった感じです。
こうすることで毎日どこかしら空いている筋肉があるのでトレーニングすることができます。
もちろんこれは一例です。
分割の仕方はいろいろあるので自分に合うものを選んでみてください。
精神疾患に筋トレがとにかく効く
先ほども書いたように精神疾患とは様々な原因がありますが幸せホルモンと呼ばれるセロトニンなどが減少することで起こされす病気です。
不眠も同様にセロトニンが減少することでメラトニンも減少、そして不眠に至ります。
全てがこれらホルモン不調による精神疾患ではありませんが筋トレを毎日することで予防効果や治療効果があります。
例えば病院に通い薬を処方してもらうとしましょう。
これらの薬はセロトニンの働きをよくするものなどがあるかもしれません。
毎日、毎食後に薬は飲む必要がありますよね。
これに合わせて筋トレを行い、ホルモンの分泌を促したらより一層効果が高まると思いませんか?
とはいえ、最初はいやいやそんな訳ないよとくらい思うと思います。
いや私は思いました。
ですが過去に、どん底クラスのうつ病になった時に筋トレによって這い上がってきた感覚が今でも覚えています。
鬱で寝てて暇だから筋トレした
うつ病になったころ、きっかけは忘れてしまいました。
気がつけばどん底だったんです。
鬱になる前から筋トレは日課として週3くらいでやっていました。
目標があるわけでもなくたるみたくないから、言い方悪いですがタラタラ筋トレしていました。
そんなある日、うつ病になって毎日が苦痛、つまらないと地獄のような毎日でした。
でも食事は取らなければいけないし、風呂も入らなきゃいけない。
当たり前ですよね。
そんな思考の中に、筋トレもしないとな〜って思ってやってみたんです。
ろくに何かをするわけでもないからその日の筋トレはなんか気合が入って徹底的に追い込みました。
すると疲れている中に気分が軽くなったのを感じたのです。
(体はめちゃくちゃ重く感じましたが)
それから毎日暇なので分割して筋トレを行うことにしました。
すると2週間で見違えるようにメンタルが向上しました。
同時に不眠もほぼ解消。
たった2週間です。
とはいえ抗うつ薬なども飲んでから2週間で効き始めると言われているので筋トレが全てではないでしょう。
しかし明らかに体調は良くなりました。
毎日やることが予防につながる
うつ病や不眠は積み重ねて突然、発症に至ります。
積み重ねている自覚というのはあまりないでしょう。
突然プッツンと、くることが多いです。
風邪予防と一緒で日頃のケアや予防法が非常に重要です。
とある研究によると、
帰宅後に手洗いうがいする習慣がある人とない人を比べ、手洗いうがいする人は風邪にかかる確率が4割ほど低いという結果があります。
このように日々、運動を取り入れセロトニンの分泌をしていれば鬱に、不眠になる可能性を下げることができるのです。
結構大変な話ですが今精神的に参っている人はぜひ取り組んでほしい。
私が体験した、あのどん底から浮かぶ感じが筋トレをした先にあります。
さぁ今日も張り切って筋トレしましょ!