【禁煙オススメ】タバコを吸うとうつ病になりやすい理由

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今回は禁煙する利点を紹介したいと思います。

だいぶ世間では禁煙化が進んでいますね。

東京オリンピックでさらに拍車がかかり、東京ではタバコを吸うのが難しいのではないでしょうか。

さらに賃貸マンションでもホタル族のようにベランダで吸うと近隣から苦情がきます。

かと言って家で吸うと壁紙が汚れるしななんて。

私もマンション住まいだった時に悩んでいました。

結局換気扇の下で吸ってましたね。

 

これだけ社会悪のような扱いを受けているタバコですがコンビニで売ってるし自動販売機はあるし反比例している印象です。

私は昨年、なんとなく思い立って禁煙し、今に至ります。

色々な書物を読んでいるうちに禁煙してよかったと思うことが多々あります。

そのうちの一つ、喫煙が及ぼすうつ病のリスクについて書きたいと思います。

 

【禁煙オススメ】タバコを吸うとうつ病になりやすい理由

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喫煙するとなぜうつ病になるリスクが上がるか。

喫煙することで脳内では快楽物質であるドーパミン、セロトニンが出ます。

うつ病はセロトニンの分泌が低下することにより起こる病気なので喫煙すればそれが解消できそうな感じがします。

 

喫煙による高揚感はあくまで一時的であり30分もすれば正常値、またあはそれ以下まで低下します。

これがイライラする原因ですね。

ということは正常値以下までセロトニン量が減るのでうつ病を発症する可能性があるということです。

また現在うつ病を患っている場合はタバコが回復の足を引っ張ることになります。

 

まず無理ですがずっとセロトニンが低下しないようにタバコを吸い続ければうつを脱却できるかもしれません。

その前に肺とかがやられますね・・・

 

禁煙すると精神的、うつ治療に悪い?

禁煙するとイライラします。

吸いたい吸いたいと常に思うようになります。

 

なのでうつ病、うつ病治療中に禁煙するのは精神衛生上よろしくないのでは?

と思われますが実のところ禁煙した方が回復は早くなります。

 

まず禁煙における段階ですが

禁煙開始2、3日

とてつもなく吸いたくて頭も働きません。

自分中の大切な何かを失ったような喪失感と焦燥感を覚えます。

 

禁煙一週間

少しばかりタバコのない生活に慣れてきますが食後などに吸いたくなります。

 

禁煙二週間

慢性的に吸いたいという気持ちは無くなります。

が日によって環境によってまだまだ吸いたいです。

 

禁煙三週間

この辺りから喫煙習慣がないことに慣れてきます。

朝起きて一服などの習慣が抜けてくるので吸わないことが当たり前のように感じられます。

 

禁煙一ヶ月

ここまでくればあとは定期的に訪れる誘惑に負けないようにするだけです。

本当に一本だけなら・・・と吸うとこれまでの苦労が吹き飛び喫煙者に急速に逆戻りします。

まじで一本だけ、やめましょう。

 

 

うつの治療には平均して半年〜1年ほどかかることが多いです。

禁煙に関してはある意味一生ものですが最初の一ヶ月を過ぎればかなり緩やかになります。

 

喫煙とうつ病リスク

とある日本の研究では非喫煙者に比べ喫煙者がうつ病になる確率が1.65倍という結果が出ています。

外国の研究では2倍を超えるものもあります。

 

それだけではなく、喫煙者は非喫煙者に比べ自殺率が2.1倍

1日に60本以上吸うヘビースモーカーは非喫煙者に比べ自殺率が30%アップ

という結果も出ています。

 

理由としては先ほど書いたようにセロトニン分泌量が吸わない人より低下するためです。

ヤニ切れ、ニコチン切れというあの時にセロトニン量がかなり低下している、ということになります。

 

英バーミンガム大学の研究によると禁煙することで、ご存知の通りがんや心臓病などの発症リスクを下げられるが、メンタルヘルスの改善にもつながると発表しました。

平均して1日に20本のたばこを吸っていた喫煙者4500人を集めて実験。

参加者に禁煙に取り組んでもらい、禁煙の前後で不安障害、ストレス、生活の質などの変化について質問。

その結果禁煙に成功した人たちは失敗した人たちに比べて、

・不安障害が37%

・うつが25%

・ストレスが27%

それぞれ低下し。

生活の質が向上し積極的になったと感じる人が22%増えるという結果が出ました。

 

禁煙による一時的ストレスはあるものの、長期的目線で見たときに吸わない方が回復しやすいと言えるでしょう。

 

禁煙は根性ではできない

禁煙って結構簡単に思えてかなりキツイ試練です。

私も最初は根性でやめました。

でも途中からもうやばい!となって禁煙外来にいき追い討ちのごとく禁煙しました。

禁煙薬は想像以上にすごくて本当に吸いたいという気持ちが消し飛びます。

ただ副作用もかなりあるのでお勧めできるものではありません。

 

禁煙をするというのはやはりきっかけや動機が必要だと思います。

今回の例ですとうつ病を治すという動機。

うつ病になると早く治らないかなぁなんて思うことがあります。

 

これを思うようになったということは回復期になっていると考えられます。

それでいいタイミングを見計らって禁煙して見てはいかがでしょう。

さらに回復の手助けとなるはず。

 

その時の禁煙法ですが私は筋トレをお勧めします。

詳しくはこちらの記事で解説しているのでよかったら見てください。

筋トレで禁煙!タバコと筋トレの関係とは - 筋トレ好き男子の料理ブログ 父飯男飯

 

禁煙を開始する前に予習、お勉強するのも結構効果があります。

禁煙に成功したイメージを持つことで禁煙成功率が上がるそうです。

禁煙にお勧めの本もご紹介します。

 

と禁煙をお勧めしましたが禁煙開始するタイミングは重要だと思います。

精神的に安定している時・・・終わっちゃいましたけど「令和という新時代にはタバコを吸わない」とか。

それぞれのタイミングがあると思うので計画的に始めましょう。