禁煙・・・結構難しいですよね。
私も禁煙して一年が経ちました。
最初は己の力で禁煙。しかし二ヶ月くらいから無性に吸いたい気持ちが出てきて、一番苦しい時期でした。
その時期にせっかくなので禁煙外来へ行き、禁煙補助薬(チャンピクス)を服用していました。
チャンピクスの効果は素晴らしく、吸いたいという気持ちは完全に抑えられました。
が!
副作用もすごかったです。
変な夢を見たり、お腹が張って苦しかったり、なんとも言えない違和感がつきまといました。
チャンピクスの体験を踏まえ、できることなら薬に頼らず禁煙するのが一番良いように思えます。
そこで思いついたのが筋トレで禁煙。
筋トレでなくても運動すると吸いたい気持ちというのが和らぎます。
今回はタバコと筋トレの関係を書いていきたいと思います。
筋トレで禁煙!タバコと筋トレの関係とは
筋トレにタバコはどのような影響をもたらすでしょうか。
一番は呼吸器系だと思います。
タバコを吸っていると肺活量が低下しますので筋トレがより一層苦しいものになります。
筋トレは呼吸も非常に大切で、呼吸がしっかりできていないと本来のパフォーマンスは発揮できなくなってしまいます。
それに伴い、タバコを吸うとどうにも筋トレする気が起きません。
なんとなくかったるいなと感じたり、今日はいいやと諦めてしまう癖がつきます。
筋トレに置いてタバコを吸うメリットというのは私的に見当たりませんがプロのボディービルダーの方でも吸ってる方はいます。
ただしトレーニング直前やコンテスト前にはタバコを吸わないようにしているそうです。
吸っているとは言え、決めるところは決める、ストイックな精神がないと難しいように思えます。
筋トレ直後の喫煙はプロテインの効果を阻害したり超回復を妨げるため吸わないほうがいいでしょう。
こんなことをいうのもなんですが、自己管理がしっかりできるのであれば吸っても構わない、と思います。
筋トレで禁煙できる理由
なぜ筋トレで禁煙ができるのか。
それなりに覚悟は必要ですが筋トレを習慣化すると必然的に吸わなくなることが多いです。
筋トレを習慣化するのが最初の関門かもしれません。
部位ごとに細かくわけでほぼ毎日筋トレをこなさないとタバコが吸いたくなってしまいます。
私は細かく分けてほぼ毎日筋トレをしています。
・胸筋の日
・脚の日
・腹筋の日
・背筋の日
・腕と肩の日
これを回しています。1日くらい休息日を設ける場合がありますが習慣化しているため、どこかしら筋トレしてしまっています。
筋トレをしないとどうも気持ち悪い、寝付きが悪いと感じています。
あとどこかしらが筋肉痛じゃないと不安だったりもします笑
このような具合にまずは筋トレを習慣化することが優先です。
筋トレを楽しく感じられるようになれば理想的。
食事にも気を使いますので健康まっしぐらになります。
禁煙の効果として味覚が鋭くなる。個人的な感想ですがパサパサの鶏胸肉ですら美味しく感じられるようになりました。
では具体的にどのように筋トレで禁煙を始めればいいのか。
チャンピクスとやり方は同じです。
チャンピクスは飲み始めてから一定期間はタバコを吸うように指示されます。
これでタバコを吸うと気持ち悪くなる、不味くなるというのを頭にたたきこむのです。
本当に不味くなるから驚きです。
筋トレ禁煙の始め方
まずタバコを吸いましょう。
通常のペースで構いません。吸いたいだけ吸ってください。
そこで筋トレをしてください。
最初は週に二日、三日と徐々に筋トレに頻度を増やしていきましょう。
筋トレが習慣化できたらいよいよ禁煙に向けて準備です。
この禁煙法はちょっと時間がかかるのがネックですが・・・
タバコを吸いながら真面目に筋トレをすると筋トレがかなり苦しくなってきます。
特に負荷をかけたスクワットはタバコの影響がモロに出ます。
息苦しいといったものを始め、力が入らず上がらない、動悸が半端ない。
10回1セットやっただけでもゼーゼーハーハー、ドキドキが治りません。
ベンチプレスやデッドリフトでも似たような感じになりますがスクワットほどではありません。
とにかくこれを体験していただきたいです笑
これでチャンピクス同様にタバコを吸うと筋トレがかなりしんどくなるというのをインプットさせます。
なんどもいうように筋トレが習慣化されてないとタバコ>筋トレとなってしまうので筋トレのやる気が起きず、頻度が下がりタバコが減りません。
例としては仕事している時とかは難しいかもしれませんがタバコが吸いたくなったらまず筋トレをする、とすればタバコを抑えることができます。
お勤め中だったらオフィスで異様な光景になるかもしれませんがスクワット50回するとか・・・
筋トレ禁煙のルール
筋トレをしていくと始めたうちはみるみる体が変化します。
毎日鏡の前でチェックすることをおすすめします。
変化していく体を見ると自信も出ますしやる気が上がります。
体重を減らすことにはこだわらず、体の変化を記録しましょう。
お腹周りの肉をつまんで、毎日やっていると薄くなっていくのを感じることができるはずです。
先ほど筋トレ禁煙の始め方を書きました。
抑えておかなければ行けない点は
・筋トレ直後の喫煙は避ける
これは守らないとせっかくの筋トレが台無しになります。
また筋肉がつきにくくなるので体の変化を実感するのが遅くなります。
おそらく、ハードな筋トレをして動悸息切れしていれば吸いたいという気持ちは薄まるはずです。
筋トレをしたらすぐプロテインを飲んでタバコを控えましょう。
おおよそですが2時間ほどしたら吸っても構いません。
そして徐々にタバコより筋トレに没頭してください。
しつこいようですが体の変化を感じられれば必然的に筋トレにハマります。
減量は禁煙に慣れてから
気をつけなければいけないのは減量です。
禁煙し始めると消化器官が回復するため吸収率が上がり太りやすくなります。
ここで焦ってダイエットや減量をするとめちゃめちゃストレスが溜まります。
禁煙による体重増加は5kgまでとされています。
これくらいは許容範囲として諦めましょう。
筋トレをしていれば勝手に体重が落ちてきます。ご安心ください。
タバコを吸えないストレスと食事制限するストレスのダブルパンチはかなりしんどいものです。
もし気になるようなら1日のなかで何回か運動を取り入れるといいと思います。
寝起きに吸いたくなる、そのような場合は軽めのウォーキング。
夕方〜夜に筋トレをする。
朝一のウォーキングの危ないところはコンビニに立ち寄ってしまいタバコを買ってしまうということ。
これは気をつけなければいけません。
コンビニはレジの後ろにタバコがありますのでどうしても目についてしまいます。
誘惑に負けないようにしましょう。
まとめ
タバコを筋トレに置き換えることでタバコを吸う気を抑えるというのが筋トレで禁煙する方法になります。
タバコをやめるタイミングですがそこまで焦る必要はありません。
筋トレにハマり、体型の変化を感じられるようになってからで遅くないと思います。
まずは筋トレにハマりましょう。
禁煙はそれから、減量はおすすめしません!