体重や体型の指標として現在BMIが多く使われています。
体重計でも年齢身長性別を入力することで肥満か標準か、痩せ気味か判断してくれます。
このBMIですが疑問に思ったことはありませんか?
太ってないけど肥満となったり。
筋トレマニアはこのBMIに従えばほとんど肥満です笑
冷静に考えてみればわかりますよね。
身長体重で測定される肥満指数って体脂肪率は考慮されていません。
だから筋肉が多い人は当然重いので肥満になります。
このBMIは多くの健康診断でも用いられているため、肥満認定をされると最悪再検査や生活指導が行われます。
行政で行われている健康診断。
最近のものは血液検査のキットが送られてきてそれと、身長体重を記入すると簡易検査をしてくれる自治体があります。
私はこれに提出して痩せろデブ!と言われました笑
そんなこんなで全くもっとBMIは信用できないことを書きたいと思います。
BMIの計算方法
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
適正体重= (身長m)2 ×22
となっています。
私の場合
65kg÷1.74m2
21.47
適正体重になりました。
BMIが25を超えると肥満となります。
BMIの誤差
BMIは曖昧な指数です。
医学的根拠も薄いものです。
というのも例えば同じ身長、同じ体重の人がいたとします。
同じ体型か?と聞かれればそうではありません。
人によって骨密度が違ったり内臓の重さも違ったり、また筋肉の量が違ったりしますよね。
ということはBMIが同じ数値だとしてその人の健康状態は違うと言えます。
筋肉で重い70kg
脂肪と内臓脂肪で重い70kg
これが同じとなるのがBMIです。
保険会社が作ったビジネス用の指数
結果的にBMIとはなんなんだ。
これは過去にアメリカの保険会社が使い始めた指数です。
このBMIを使うと肥満と認定される人が増えます。
そうすると保険会社は肥満なら健康リスクがあるから保険料あげるね、という風にできます。
肥満の基準を上げ、顧客単価を上げる。
まさにビジネスモデルの典型的と言えるパターン。
とは言えBMIが全く的外れではありませんがダイエットには参考にならない数値です。
ダイエット減量は体重やBMI数値ではなく、見た目の変化を基準にするようにしましょう。
今回はちょっとした雑学でした。
このように世の中にはなんの根拠もないものが出回っています。
以前書いた朝食抜きの件も同様です。
詳しくはこちら。
情報が溢れまくってる世の中ですが正しいものをピックアップしていきたいですね。