睡眠薬を飲んでるのに寝れない。
そんな時どうしますか?
追加できる場合というのは限られていると思います。
医師の指導のもと睡眠薬は処方されるので自己判断で増量しても効きません。
さらに次の病院まで薬が持たなくなります。
自己判断で追加で飲むと効かないばかりか今後さらに効きにくくなるのでやめましょう。
なぜ睡眠薬が効かないのか。
自分に合っていないのか?
いろいろ考えるところはあると思います。
実は睡眠薬の取り扱いについて医師や薬剤師から大切なことを言われない場合があります。
これさえ守れば効くというのをうっかり教えてもらってなかったり・・・
今回は睡眠薬を正しく効くようにする方法をご説明します。
※独自見解ではなく、製薬メーカーが定める取り扱い、飲み方に書かれている内容です。
睡眠薬・睡眠導入剤が効かないのはなぜ?正しい睡眠薬の飲み方
睡眠薬は種類によって効き方も様々です。
ですが大体飲んだ後の効き目は同じように30分〜で効き目が出るようなものばかり。
多少の誤差はあったとして
飲んで1時間しても効かない、なんの変化も感じられないようだと薬があっていないか、飲み方を間違えている可能性があります。
薬があってない場合はお早めに医師に相談してください。
もし効き目が感じられない場合はまずは以下のことを試してみてください。
食後2時間以上開けてから服用する
睡眠薬は胃の内容物で効き目が左右することがあります。
食後は睡眠薬を飲んでも効きが悪いです、と教えてくれるお医者さんや薬剤師さんだったら超親切だと思います。
一例ですが非ベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤
ルネスタの取り扱い説明書では
・食事と一緒に、あるいは食事のすぐ後には飲まないでください。
と書いてあります。
明確に書いてあるパンフレットには食後2時間と書かれています。
ちなみによく処方されるレンドルミンにはこのような記載はありません。
空腹時には薬が効きやすくなる
ご存知とは思いますが空腹時には薬がよく効きます。
効きすぎて胃粘膜などをやられるので強い薬などは胃が荒れないように食後となっているのです。
睡眠薬、睡眠導入剤は食後に飲むというものは稀で、基本的には就寝前に服用します。
想定として胃の内容物が少ない状態で吸収されるようにできているものが多い。
食後ですと内容物が多くなかなか睡眠薬としての効力を発揮できていない可能性があります。
食後に時間というのはあくまで目安です。
食べたものにもよりますが2時間である程度消化され、4時間で胃の中は空に近い状態となります。
とは言え脂っこいものや肉類は消化に時間がかかるのでそれ以上かかるということです。
胃の中が残っている状態で睡眠薬を飲んで効かないなら、一度空腹時に飲んでみるのはどうでしょう?
もちろん薬の取り扱い説明をよく読み、空腹は避けるなど書いてある場合はやめましょう。
空腹で飲むと効きすぎることもある
すっからかんの状態で飲むと効き目も強く、すぐ効くことがあります。
飲む時には他にすることがない状態。
いつでも寝れる状態で飲むようにしないと危険です。
また空腹時に飲むと睡眠薬によっては寝ぼけ、記憶障害が起こります。
これらの異常を感じたらすぐにやめ、医師に相談しましょう。
正しい使い方ができれば睡眠薬は安全に使えるものです。